障害者雇用と多様な働き方
今回も、同友会での学び
私たちが取り組んでいる「ななしょくプロジェクト」は介護の分野での、就労、社会参加支援です。
つまり、障害分野の就労支援の歴史を追っていきたい、卵のようなもの。
ヒントは先人の知恵を借りれば、沢山ある分野です。
今回は、同友会にて障害者雇用について学ぶ機会があったので、インプットさせていただくことにしました。
障害者雇用に取り組んでみて、感じたこと
佐倉れんこん株式会社代表の松本さんは、数年前より障害を持った方の就労を自社で行っています。そんな松本さんが感じたことが以下です。
大変だったこと
・挨拶ができなかったこと
性格ではなく、障害が理由。
毎回、声をかけると、段々とできるようになります。
・気分にムラがあること
気分が乗らない日は、その方の好きな仕事を中心に回せるように配慮を。
その為にも、その方の得意不得意、好き嫌いなどを知っておくことは大切です。
・できないことに目が行きがち
できることから、まずはやってもらう
→できることを増やしていく
→自信がついてくる
農業は、単純作業で繰り返しが多く、働きやすい、取り組みやすい仕事だと感じています。
大切なことは、
・居心地の良い環境を作ること
・働きやすい環境を作ること
話のコミュニケーションは、最初はうまくできなかったけど、年単位をかけて信頼関係を構築していけば、乗り越えていける。
本人のやる気を引き出す環境作りがとても大切です。
以上のことを、伝えてくださいました。
そのことを聞いて思い出したのが、マズローの5段階欲求のことです。
個人できには、仕事にもプライベートにも何にでも適応できる考え方の1つです。
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
私は3番目の欲求からが難しくなると考えています。
例え個人でプレイをしていたとしても、取り組み自体には、仲間やお客様が存在するので、そこには絶対に「所属」ができます。
家族やパートナーだって、立派な所属になります。
どの所属先においても、愛情をもらってから、成果で恩返しをする構造がうまくいく組織だと考えています。
先に、成果や能力を求められるのってきついんですよね。
ほとんどの人は続かない。
段階は飛ばせないんです。
だから何をするべきか。
愛情を与える側になれば良い。
人間関係において、特に上司と部下の関係性、目上目下の関係性のとき、自分が上の立場なら
ギブギブギブギブギブアンドテイクくらいの関係性がきっと丁度良い。
でもこれが、自分が一番ペーペーの組織だと難しいのかなぁと、思う。
自分から上司に与える?愛情?・・・想像ができない。
だったら、上司が愛情を与えてくれるタイプなのか、見極める方がしっくりくる。
ある程度付き合う期間がないと、分からないのが難点ですが。。。
でも、与えてくれるよりも、求めることが先に来るタイプの人とは、少なくとも私はダメだ。
と同じことを、お客さんも、家族も、パートナーも、後輩も、部下も思っていると思って
行動していこう。