仕事における成果と能力の方程式について
今日はまじめなnoteを書いてみようと思います。
仕事をしている中で、多くの方が「成果を上げたい」「能力を高めたい」と考えているかたもおられるかと思います。おそらくこのnoteを開いていただいた方は、そういった方が多いのではないでしょうか。私もまた、その道の途中にいる一人です。私よりも素晴らしい成果を出している方はいくらでもいますが、私なりに大切にしている「方程式」があるので共有させていただければと思います。
成果を生み出す要素:能力、努力、機会
「成果 = 能力 × 努力 × 機会」という方程式から始めましょう。成果を生むためには、高い能力とその能力を発揮するための努力、そして適切な機会が不可欠だと思います。このようなお題を考える方はすでに「頑張っている人」が多いと思います。そのため、多くの人が「頑張る」ことを重視しますが、努力の方向性が実際には成果を大きく左右すると思います。自分に合った仕事に集中し、自分の強み、情熱、目標との整合性を考慮することが重要です。また、効率的な努力とは、自分が対応すべきタスクと他者に委託すべきタスクを見極めることだと考えています。自分が対応しないことでより簡単にさらに高い付加価値がついて課題が解決する場合も多くあります。適切なタスクに集中することで、努力は最大限の成果を生むことができます。そして機会ですが、機会は向かってこない掴み取れ、掴む場所にいないと見逃す、機会は転がっている、などいろんな発言があります。しかし、基本的には機会を変えることが難しいため、定数と考えて良いかもしれません。定数は変えようとしない。これも1つの姿勢かもしれません。
もちろんこの方程式は自分の成果を出すにはという方程式なので、多くの人と一緒により多くの成果を出す場合はさらに多様な存在しますが今回は割愛します。
能力を構成する要素:才能、知識、経験
次に「能力 = 才能 × 知識 × 経験」に注目します。能力は個人の才能、学んだ知識、そして経験の積み重ねから形成されると思います。才能が平均的であっても、長年の経験や深い知識があれば、高い能力を発揮できます。特に知識は短期間で身に付けることが可能で、才能や経験を補完する重要な要素です。すぐに能力を高めたいと思ったら、知識を上げることが効率的だと思います。
才能 = (先天的資質 × 興味) × 環境因子
「才能 = (先天的資質 × 興味) × 環境因子」では、才能の発展に環境が大きな役割を果たすことを示しています。先天的な資質や興味があっても、それらを伸ばす適切な環境が必要です。才能を伸ばしたい場合、選べる環境と選べない環境はもちろんありますが、自分にとって最適な環境を選ぶことが鍵となると思います。
知識 = (情報 × 理解 × 文脈) × 応用
「知識 = (情報 × 理解 × 文脈) × 応用」により、知識は単なる情報の集積ではなく、それを理解し、適切な文脈で応用する能力が必要だと思います。情報の取得と応用の能力は、学校に通って身につけるのも1つの方法です。誰にも負けない知識を独学で集中して身につけるのも1つの手法だと思います。
経験 = (活動量 × 多様性) × 反省
最後に、「経験 = (活動量 × 多様性) × 反省」です。経験は単に行動量だけでなく、その活動の多様性とそれに対する反省によって深まると考えています。より多くの打席に立ち、様々な経験を積むことは価値がありますが、それだけでは十分ではありません。自分の行動を振り返り、学びを得ることが、経験を真の知識と能力に変える鍵だと思います。成人の成長に必要な要素として、仕事上の経験が7割、他者からのアドバイスが2割、書籍での勉強が1割という話を聞いたことがあるかたもおられると思います。仕事上の経験と他者からのアドバイスを足すと9割は経験で身につけることになります。能力を高めるには仕事から得ようとする姿勢は最短距離であることは言えそうです。
まとめ
成果には、能力と努力の方向性が重要そうです。短期的には知識を身につけることで才能や経験を超えることも可能かもしれません。
私自身もまだ成長途中ですが、これらの方程式を心に留めることで、より高い成果と能力を発揮することができればと考えています。
仕事をする上で、これらの考え方が皆さんにとっても参考になれば幸いです。