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2023年美術館始めはDIC川村記念美術館

DIC川村記念美術館が2003年最初の美術館となりました。

DIC川村記念美術館は、このたびジョゼフ・コーネル(1903–1972)のコラージュ1点を新たに収蔵しました。これを機に、当館のコーネル作品全17点をコレクションHighlightとして公開します。通常はコレクション展示の会期ごとに数点ずつ展示しているコーネル作品をまとめてご覧いただける機会です。企画展と合わせ、ぜひコレクション展示もお楽しみください。

公式サイトより

企画展はマン・レイ。そしてなんと今回コレクション展示でだいすきなコーネルの作品がたくさん見られる…!!嬉しすぎる。いい年明けだ。

今年、どのようにNOTEで展覧会についての記事を書いていこうか悩んでいます。今回は思い切って展示については書かずに、美術館でどのような1日を過ごしたかについて書いてみたいと思います。(ちなみに展示は最高でした。今年一番かもしれない。)

美術館に向かう

行きは京成佐倉駅から10:20発のシャトルバスに乗りました。そこからだいたい30分くらいで美術館に到着です。

google mapより
ミニバスで森のような道を入っていくと、まさに木こり!という感じの方々が。
おとぎ話のような景色に美術館手前でもうすでにワクワク。

バスを降りてまずチケットを購入。そしていざ!ずんずかずんと美術館へ向かいます。

赤いチケット
おおお〜!気持ちがいい。

美術館での動き

受付

ロッカー

茶室

コレクションHighlightジョゼフ・コーネル

マン・レイのオブジェ」展

ミュージアムショップでお買い物

ロッカー

コレクション展示(コーネルを含めて全9室)

「マン・レイのオブジェ」展  再び

「コレクションHighlightジョゼフ・コーネル」再び

ロッカー

庭園をお散歩

ギフトショップでお買い物

だいたいこのような感じです。振り返ってみるとたった4時間の滞在だったのですが、丸一日過ごしたような充実感がありました。

茶室をピックアップして書いてみます。

最初に向かった茶室

一刻も早くコーネルの作品を見たい気持ちを抑え、今回はまず茶室に行こうと決めていました。

DIC川村記念美術館には茶室があります。

この茶室は並んで待つ場所がないため、満席だと自分でタイミングを見計らって戻ってこないといけません。また、ここでのお支払いは現金のみ。実は前回訪れた際、お財布はロッカーに預けてしまってカードしか持っておらず、のちに戻ってきたときには満席… ということで茶室で一服を断念した経緯がありました。

茶室はコーネルの展示がある110室の奥…!「わぁ〜あとでゆっくり見ます!!!」と足速に通り抜けて茶室へ。空いていました!

館内案内図より

今回の展示に合わせた特別メニューを注文。

公式サイトより
棒ほうじ茶と和菓子「包光(デュカス)」
後で展示を見ながらモティーフの作品を探してみよう!と意気込んでいたのですが、茶室を出たら忘れていました。帰宅して図録を見返しながら、ああこれか!となりました。

早い時間だったせいか運よく一人きりになれる時間があり、大変ゆっくりできました。

景色をぼーっとみたり、110室で配布されていたコーネルの小冊子を読んだり。

公式ツイッターより
すてきな冊子嬉しい!

いつも美術館にはやや興奮気味に到着し、そのテンションのまま鑑賞し始めてしまうことが多いのですが、今回は鑑賞前に気持ちを鎮めることができてよかったです。

美術館から去る

帰りは美術館から14:50発のシャトルバスに乗って、JR佐倉駅から帰宅しました。そして電車の中からこんな虹(?)が!いい1日の終わり!

車窓から
縦型の虹なのか

まとめ

大好きな作品に刺激を受け、ゆったりとした空間に癒され、いい美術館初めになったように思います。今年はこんな風に静かに、美術館で過ごす時間を大切にしていきたいです。

おまけ1

マン・レイ 楽しむ、遊ぶ、喜ぶを意味する男性名詞

「マン・レイ」案内状 1959

「マン・レイ」展の案内状に、デュシャンがこんな言葉を寄せていました。これが頭に残っており、なんだか楽しそうな透明くれよんを衝動買い。

ミュージアムショップとはまた別のギフトショップにて購入

おまけ2

ピクトグラム 公式サイトより

このマークは「メモはペンでなく鉛筆で」という意味なのですが、なぜかメモ禁止と勘違いしてしまい、さらに作品リストの配布はなく(webからダウンロード可)、撮影もなし。「忘れてしまう!」と、去年までの私であればパニックになっていたに違いないのですが、2022年の振り返りを経た今年の私は落ち着いていました…!10%残るぐらいでちょいどいい、の精神です。

帰宅してから展示について思い起こしてみると、いつも以上に覚えていることが多く、作品と自分の間に道具(メモやカメラ)を挟まないっていいな、と思ってしまいました。

ちなみに、2023年心がけたいと思っている「自分なりの問いをもって鑑賞する」も実行でき満足です。

長くなってしまった。今年はもう少しコンパクトな記事を書きたい…。そして2022年に書きかけの記事もゆるゆる完成させたい…。

以上です。

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