2023年美術館始めはDIC川村記念美術館
DIC川村記念美術館が2003年最初の美術館となりました。
企画展はマン・レイ。そしてなんと今回コレクション展示でだいすきなコーネルの作品がたくさん見られる…!!嬉しすぎる。いい年明けだ。
今年、どのようにNOTEで展覧会についての記事を書いていこうか悩んでいます。今回は思い切って展示については書かずに、美術館でどのような1日を過ごしたかについて書いてみたいと思います。(ちなみに展示は最高でした。今年一番かもしれない。)
美術館に向かう
行きは京成佐倉駅から10:20発のシャトルバスに乗りました。そこからだいたい30分くらいで美術館に到着です。
バスを降りてまずチケットを購入。そしていざ!ずんずかずんと美術館へ向かいます。
美術館での動き
だいたいこのような感じです。振り返ってみるとたった4時間の滞在だったのですが、丸一日過ごしたような充実感がありました。
茶室をピックアップして書いてみます。
最初に向かった茶室
一刻も早くコーネルの作品を見たい気持ちを抑え、今回はまず茶室に行こうと決めていました。
DIC川村記念美術館には茶室があります。
この茶室は並んで待つ場所がないため、満席だと自分でタイミングを見計らって戻ってこないといけません。また、ここでのお支払いは現金のみ。実は前回訪れた際、お財布はロッカーに預けてしまってカードしか持っておらず、のちに戻ってきたときには満席… ということで茶室で一服を断念した経緯がありました。
茶室はコーネルの展示がある110室の奥…!「わぁ〜あとでゆっくり見ます!!!」と足速に通り抜けて茶室へ。空いていました!
今回の展示に合わせた特別メニューを注文。
早い時間だったせいか運よく一人きりになれる時間があり、大変ゆっくりできました。
景色をぼーっとみたり、110室で配布されていたコーネルの小冊子を読んだり。
いつも美術館にはやや興奮気味に到着し、そのテンションのまま鑑賞し始めてしまうことが多いのですが、今回は鑑賞前に気持ちを鎮めることができてよかったです。
美術館から去る
帰りは美術館から14:50発のシャトルバスに乗って、JR佐倉駅から帰宅しました。そして電車の中からこんな虹(?)が!いい1日の終わり!
まとめ
大好きな作品に刺激を受け、ゆったりとした空間に癒され、いい美術館初めになったように思います。今年はこんな風に静かに、美術館で過ごす時間を大切にしていきたいです。
おまけ1
「マン・レイ」展の案内状に、デュシャンがこんな言葉を寄せていました。これが頭に残っており、なんだか楽しそうな透明くれよんを衝動買い。
おまけ2
このマークは「メモはペンでなく鉛筆で」という意味なのですが、なぜかメモ禁止と勘違いしてしまい、さらに作品リストの配布はなく(webからダウンロード可)、撮影もなし。「忘れてしまう!」と、去年までの私であればパニックになっていたに違いないのですが、2022年の振り返りを経た今年の私は落ち着いていました…!10%残るぐらいでちょいどいい、の精神です。
帰宅してから展示について思い起こしてみると、いつも以上に覚えていることが多く、作品と自分の間に道具(メモやカメラ)を挟まないっていいな、と思ってしまいました。
ちなみに、2023年心がけたいと思っている「自分なりの問いをもって鑑賞する」も実行でき満足です。
長くなってしまった。今年はもう少しコンパクトな記事を書きたい…。そして2022年に書きかけの記事もゆるゆる完成させたい…。
以上です。