#126 移動は「かぶりつき」で
鉄道ファン用語で「かぶりつき」という言葉があることを皆さんはご存知でしょうか?
先頭車両の窓にぴったりとひっつき運転士気分で流れる車窓を眺めることを指します。
小さな男の子が親御さんと一緒に先頭車両にへばりついているシーンを見たことある方も多いのではないでしょうか。
大の鉄道ファンの私。もちろん例に漏れず移動の際はかぶりつきを楽しんでいるわけですが…
小さい頃は運転士側ではなく、最後尾の車掌さんをかぶりついて見ることが多かったです。
今思うとちょっと変わった子だと思います笑
アナウンスをしたりドアを開閉したり細かい動きがたくさんある車掌さんがカッコよく見えました。
もちろん家では車掌さんのものまねをして
「次は○○〜」
と一人で言っていました笑
今ではこの名残で停車駅を覚えているので移動の時に便利です。
今の大人になって思うのは、自分の仕事をまじまじと見られる車掌さんはさぞ気まずい思いをされていたと思います。
ただ、どの車掌さんも優しい方ばかりで嫌な顔一つせず乗務にあたっていました。
鉄道グッズをくださった車掌さんもいらっしゃいました。皆さん本当にありがとうございました。
大人になった今では先頭車両にかぶりつく事が増えました。
線路においてある標識の意味や、手元にある資料の意味を勉強して乗り込むとより楽しいです。
「俺だったらここで警笛を鳴らすなぁ〜」なんて思いながらかぶりついています。
もちろん小さな子がやってきたら譲る様にしていますが、いくつになっても先頭車両は子供心に戻れる空間です。
さて、もうすぐ下車しなければ!
noteはこの辺でもう少しかぶりつきを楽しもうと思います。
(マルーンカラーが鮮やかな阪急電鉄の車内より)
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