【#京都偏愛】ここが私のアナザースカイ~平安神宮~
「ここが私のアナザースカイ」
ゲストが人生の転換点となった場所・大切な場所を訪れ、その場所にまつわるエピソードから人生を深掘りしていく人気番組「アナザースカイ」
番組を見て、一度は「自分のアナザースカイはどこだろう?」と妄想を膨らませたことがある方も多いはず。
僕の「アナザースカイ」は京都市左京区、平安神宮・岡崎公園エリアです。
1895年、平安遷都1100年を記念して京都で開催された内国勧業博覧会の目玉として創建された平安神宮。そして、博覧会跡地に平安神宮の境内として整備されたのが岡崎公園でした。
今では、公園内で毎週様々なイベントが行われているほか、周辺にはコンサートホールである「ロームシアター京都」、京都市京セラ美術館、京都国立近代美術館、更には京都府立図書館や京都市動物園と様々な文化施設が集い、平日・休日を問わず多くの人で賑わっています。
観光客の方はもちろんですが、公園でゆったりしている地元の方もいらっしゃって、その絶妙なバランスが僕は好きです。
そんな、平安神宮・岡崎公園が僕の「アナザースカイ」となった理由。それは、大学3年間所属していたインカレサークル「京都学生祭典」の会場だったからです。
そもそも、京都学生祭典ってなんや?という方も多いと思いますが。
京都学生祭典は2003年からスタートした学生プロデュースのお祭りです。20を超える大学から集まった200人を超える大学生が実行委員としてお祭りの企画から運営までを担っています。
メインコンテンツは、ステージ企画の音楽・ダンスコンテスト、岡崎公園を使用した食企画、公園となりの野球場を使った子供向け企画などなど。
当日の運営をメインで担う企画運営部、広報物の作成を担う広報部、協賛企業への訪問などを担う営業部など、役割によって細かく部署・チームが分かれていて、毎年10月のお祭りに向け日々準備を続けています。
大学生活の多くの時間を注いだ学生祭典での日々は本当に宝物で、今でも時折当時のメンバーと会って昔話に花を咲かせています。
今からもう10年ほど前になる2015年4月。地元名古屋を離れ、まさにゼロからのスタートとなった大学生活。
入学前に一つだけ決めていたことがありました。
それは「大学外のサークルに参加すること」
高校時代、学校の雰囲気に馴染めず悶々とした日々を過ごしていました。日々の学校生活に楽しさを見出せず、ただ代わり映えのない生活。そこに大きな風を吹かせてくれたのが、高校2年生で参加したアメリカへの短期留学プログラムでした。
全国各地から集った40人の高校生と過ごした3週間で、学校の外にも大きな世界が広がっていること、そしてその楽しさを肌で実感しました。
だからこそ、大学に進んでも学内に留まらず、あえて学外の人と触れ合う機会を作ろうと決めていました。
結果、素晴らしい先輩・同期・後輩に恵まれ、大学生活を語るには欠かせないかけがえのない時間を過ごすことが出来ました。
実行委員の一人として走り回った平安神宮・岡崎公園は、思い出の地であり、「アナザースカイ」です。
そんな平安神宮に、先日久しぶりに紅葉狩りも兼ねて行ってきました!
いつ行ってもあの日の記憶が蘇りますなぁ。
あなたの「アナザースカイ」はどこですか?