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ラディカルアクセプタンス~対人スキル~
変えられない過去を受け入れて、変えられるところを変えていけるようにするラディカルアクセプタンスですが、最後の「対人スキル」について書いていこうと思います。
対人スキルというと幅広く考えてしまいますが、「変えられる部分を変えていき、変わらないものを受けいれる」という観点から見た対人スキルになります。
なので、よくあるコミニュケーション術とはちょっと違ったものになるので、ご了承ください。
自尊心を高める
自分を受け入れるためには自尊心を一定以上にしなければいけません。
自分もパワハラ先輩の暴言・言動によってかなり自尊心低くなってしまい、なかなか立ち直ることができませんでした。
なので、まずは自尊心を高めるdearmanガイドラインと呼ばれる方法を紹介していきます。
これもまた頭文字を取ったものですので、ざっと挙げていきます。
d describe描写する 事実にもとづいて描写する
e expression 表現する 自分の感情を素直に表現する
a assert 主張する 相手がきちんとわかってれるように主張する
r reinforce 強化する 自分がして欲しいことは相手にとってどんな利益があるのかを説明する。得が増えるみたいなイメージ
m mindfull 集中する 相手の話に集中する
a appear confident 自信があるように見せる 見た目だけでもよいから自信満々で話す
n negotiate 交渉する 落とし所を見極める
簡単そうで難しいものもあったりするので、一つずつやっていくのがいいのかなと思います。
特に「reinforce 強化する」はちょっとイメージしづらいかと思います。
しかしちゃんとお互い得になるんですってことを説明していければ、次第にお互いの信頼関係も強化されるのではないでしょうか。
Giveガイドライン
これも頭文字を取ったものなり、「良い人間関係をキープする方法」として使われます。
g gentle 優しい 相手を否定・比較せずに優しく接する
i interst 興味を持つ 人の話に興味を持つ
v validate 確認する 相手の話を繰り返して確認する(バックトラッキングみたいなもの)
e easy manner 肩の力を抜いて話す
ここまでくると真新しさは薄れてきますが、これも意識しないと疎かになるものばかりですので、今一度確認していきたいですね。
fastガイドライン
とうとう最後になりました。
fastガイドラインはこれまで高めてきた自尊心を保つために必要な方法になります。
f fair 公平 自分と相手は公平であると認識する。(仮に立場や年齢が上でも決して自分を卑下しない)
a apologise 謝る すぐに相手に謝らないようにする(あくまで悪かった部分だけを謝る)
s statue one value ゆずれない価値観
t trast 真実味を持たせる 相手はもちろん自分にも嘘をつかない
相手が大切にしている価値観を認める。また、自分の大切にしている価値観が侵害されそうな時は最大限抵抗する。
長かったですが、これでひとまず終了になります。
また、最後の2つは人生でも重要なものかと思います。
自分の価値観を否定される場合、あるいは否定してくるような人に会っ場合は抵抗しましょう。
それが無理なら遠慮無く逃げましょうってやつです。
もはや自分の人生の中で必要のないものですからね。
また、嘘をついてしまうとそれだけで自尊心が下がってしまうようになってしまいます。
特に自分が決めた約束事なんかは特にそうで、単なる寝坊でもテンションはがた落ちになり、その後の予定も自暴自棄になってしまうこともあったりしますからね。
だからこそ嘘をつかないことは自分にとっても重要なことかなと。
これまで挙げてきた方法は一度に全部行うことは難しいですが、一つずつ身になるように取り組んでいきたいものです。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。