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残りの日まで

残りの日と聞いてみなさんなら何を思い浮かべるでしょうか。


・卒業までの日数

・退職日までの日数

・独身生活の終わり・結婚生活の終わりまでの日数


こんな風に人生の節目に合わせて色々と【○○まであと何日】みたいにカウントダウンすることがあると思うんです。


でも、これらを全部ひっくるめても人生全体を考えてみるとそこまで大きな問題ではないんですよね、


もちろん入学や就職、そして転職や結婚などが小さなものだとはまったく思ってませんが、それらも全部人生の一部分であることには変わりません。


残りの人生をより豊かにしていくためにも、今回はちょっとスケールを大きくして、残りの人生について書いてみます。


人生の長さ


人はいつか必ず亡くなってしまうものですが、そのときに後悔しながらこの世から去ってしまう人が多くいらっしゃるそうです。


もっと健康に気遣っておけばよかった、もっと奥さん・旦那さんを大事にしておけばよかったなどといった、【死ぬ前に後悔してしまうこと】というものデータとして出ているくらい、人は死ぬ寸前まで後悔の念に駆られてしまうものだと言われています。


その他にも、

・もっとお金を貯めておけばよかった

・仕事ばかりしないでもっと遊べばよかった

・許せない相手を許しておけばよかった


こういう風にたくさんあるのですが、ここで自分が大事だなと思ったのは【許せない人を許す】そして【仕事ばかりしないでもっと遊べばよかった】というものになります。


まず、自分にとって許せない人って誰かなと考えたんです。


中学生のときにいじめていたクラスメートや部活のやつら、あるいは公私にわたってパワハラとモラハラ、金銭搾取といった真似をしてきた先輩にあたるかなと思いました。


当時は本当につらくて恨んだりもしていましたが、正直いって今ではほとんどそういう負の感情はありません。


物理的に距離が離れた(強制的に離した)こともありますが、時間が経つにつれて自分の中で【ほかにやりたいこと】がたくさん出てきたので気にならなくなっていったんです。


もっとほかの仕事に挑戦してみたい、新しい土地に行ってみたい、価値観が合った人と付き合いたいなど、挙げればきりがないくらいたくさんあるため、自分にとってマイナスになるような人を考えている時間が無くなっていきました。


青色のものを考えないようにするためには黄色のものを考えることのように、嫌な人や思い出と決別するためには何か別の熱中できるようにすることが重要なんですね。



仕事以外にも力を入れる


人生の中で寝ることと同じくらい長い時間をかけるものが仕事と呼ばれています。


経営者なら人によって時間の融通が利くかもしれませんがm自分のようなサラリーマンであれば、少なくとも1日8時間、一週間で40時間は仕事に時間をあてなければなりません。(実際は80時間くらい働いています…)


こうなると自由に使える時間は平日だと多くて3~4時間、あるいは休日のみになってしまいます。


よく言われているのは【通勤時間を削るために会社の近くに引っ越す】、【早起きした時間を自分のやりたいことに充てる】といった時短術であり、たしかにこれらも重要なものになります。


また、もう少し違った角度で考えてみると、時短勤務に変えたり労働形態を変えたりするなど、時間を捻出させるための方法はわりと多くありますが、実際に行動に移そうとするとそう簡単にはいきません。


あれこれ考えているうちに結局【今のままでいいかな…】みたいに諦めてしまい、これまで通りの生活になってしまいます。


一歩踏み出す


自分の残りの人生を考えたとき、それほど多くの時間は残されていません。


危険な事件に巻き込まれてしまうことだってあるかもしれませんし、いつどこで大病を患ってしまうかはわかりません。

明日突然事故に遭ってしまうことだって普通にありえます。


お金を得るために仕事をすることは大切ですし、守るべき家族を養うためにも必要です。


だけど、それで本当に後悔しないで死ぬことができるのでしょうか?


完全に放棄してやりたい放題遊びまくってしまうのはだめだと思いますが、たまには自分の人生を豊かにするためにお金や時間を使ってもいいと思うんです。


・家族と一緒に美味しいものを食べにいく

・時間に融通が利く会社に転職する

・自分自身を労わってみる


過ぎてしまった時間を取り戻すことはできませんし、何よりも死んでしまう前に後悔なんてしたくありません。


将来のために、今のうちに自分にとって【後悔につながるようなこと】を一個ずつクリアしていきましょう。



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