お金を払う側にこそ必要な態度
近所のスーパーやコンビニなど、自分をはじめ多くの方がお金を払って何らかの商品を手にしたり、役立つサービスを利用したりしています。
また、ビジネスをしている人であればお客さんや取引先とのやりとりの中でお金を払い、受け取る場面も多くありますよね。
このとき、【お金を払っているんだから多少の無理を言っても構わないだろ】と考える方がけっこういるんですよね。
自分もつい最近、とある取引先の方からほとんど無茶ぶりのような金額・納期の仕事をいただきました。
本当であれば断った方が逆にメリットがあるような内容でしたが、先輩の【お客様は神様だ精神】をはじめ、いろいろなことが重なりしぶしぶ受けることになりましたが、結果はさんざんなものでした。
深夜までの残業を連日連夜行い、身の削る想いをしてなんとか納品したんですが、それでも【こんなクオリティーにしかならないの?】的な辛辣な言葉をもらったんです。
まさに体力だけでなく、メンタル面もボロボロになってしまいましたので、今回はこのような横柄な態度を取る方の対処法について書いてみます。
毅然とした態度で対応する
強気な態度になる必要はないんですが、それでもやはり自信のない態度で打ち合わせの場に臨んでしまうと、相手も横柄な態度を取ってしまうことが多くなります。
・こいつはなんだか弱そうだし、何も言い返してこなさそうだな
このように相手に思わせてしまった瞬間、取引は【負け】だと思っています。
もちろん相手が年上だったり、知識も経験も豊富な人であれば、多少は緊張したり物怖じしたりすることだってあります。
自分も長年のパワハラのせいで年上の男性にちょっとしたトラウマがあるので、どうしてもひるんでしまうんですよね。
それでは相手の言いなりになってしまいますので、やはり【毅然とした態度】でいることが重要かなと思うんです。
人はどうしても弱者に対してマウントを取ってしまいがちになるものですが【見た目、態度、返事のスピード】といったもの変えるだけで、改善することができます。
例えば、姿勢をシャキッと正すだけでも、【この人なんだかオーラがある人だな】といった印象を相手に与えることができますからね。
その他にも、言葉の語尾をしっかり言い切ったり、問いかけてきた質問にも即座に答えるといったことで、クレバーの印象を与えることもできます。
年齢や性別、役職や立場も関係ない。
自分の利益やチームの利益、そしてできたら取引先の利益も最大にできるような取引・契約を行い、実りのある仕事をしていきましょう。