工夫でコントロールする

高価なものや魅力的なパートナーなど、人によって価値を感じるものというのはそれぞれ異なります。

もちろん手にすることができればきっと気分もよくなるのでしょうが、これから必要になってくるのはそれらとはちょっと違うものになるのかなと思います。

たとえば健康だったり知識だったり、他人からは一見わかりづらいけどお金だけでは決して手に入らないものに対して、その価値を見出す人も少なくないでしょう。

このようなものはすぐに手に入れることができるものは多くなく、ほとんどが時間と労力を掛けて手にするものになります。

今回は本当に自分が欲しいものというテーマで書いてみます。

お金を払ってでも欲しいものなのか？

お金も時間も有限であり、欲しいものが全部手に入る状況ということはほとんどありません。

むしろ、欲しいものほど簡単には手に入りませんし、どんなにお金を出しても手にするとができないものもたくさんあります。

なので、自分が欲しいものがお金で手に入るものなのか、それともお金ではかえないものなのかという判断をしていく作業が必要になります。

ただ、お金で買えるものってそこまで欲しいとは思えないものが多いんですよね。

最低限の食料品や衣服、日用品などは日々の生活で必要なので買いますが、自己満足のために買う車やブランド品などはほとんど興味がわきません。

【生活の豊かさ】という基準も人それぞれですし、特に否定する気もないんですが、やはり共感はできないなと思います。

つまらない人間だと言われてしまえば何も反論できませんが、それでもやはり他のものに価値を感じてしまいます。

人間関係と自由な時間と人付き合い

もしハイブランドの貴金属を身に付けたら健康な体が手に入りますよって言われた場合なら、何か一つ買うかもしれません。

ですがそんな魔法みたいなことはなく、【人生を豊かにするモノ】ってどれもお金だけでは手に入れることができないものが多いんです。

お金がいくらあっても信頼できる友人や恋人はできませんし、日々の生活習慣がグダグダだったらどんなにハイレベルの医療機関で治療を受けても健康になることは難しいでしょう。

もちろん一定額のお金がなければ改善できない場合もありますので、【お金よりも大事なものがある！】とは一括りには言いたくありません。

ですが、お金ですべてが解決できるとも言いたくありません。

最低限の生活賃金を蓄えつつ、お互いが助け合えるような友人や恋人との時間を大事にしていく方がいいと思うんですよね。

目先のことにとらわれない

不安になると、ついつい目先のことばかりにとらわれてしまいがちになってしまいます。

そのようなときも不安に襲われてしまうのではなく、【不安を飼いならすこと】で上手に乗り越えていけるようになります。

たとえば、不安なときって普段よりも細かいところに注意がいくようになりますので、不安な気持ちを普段から持っている神経症の方ほど慎重な判断ができると言われています。

また、不安な気持ちを避けるのではなく積極的に向き合っていくことで、メンタル面を強くすることもできますからね。

自分にとって大事なものが明確になればなるほど、抱いている不安な気持ちも薄らいでいくと思いますので、冷静に自分と見つめ合っていくのがいいのではないでしょうか。

次回も不安な気持ちに寄り添えるようなことを書いていきます。

今回もご覧いただき、ありがとうございました。