メガバン、信託、損保、SIerなど内定の私がやったこと+各社の選考情報全まとめ【24卒就活体験記】
はじめに
留学経験無し、非体育会系、強くない運動系サークル所属というように特にとりえもないが、特別不真面目でもない平凡学生です。平凡学生でも、なるべく条件がよい企業に内定したい方に向けたアドバイスです。
内定者プロフィール
【見ていた業界】
金融、SIerなど
【内定した業界】
金融、SIer
【大学/学部/性別】
非公開/文系/男
【就職活動を始めたきっかけ・時期】
ずっと就活を怖いと考えていたので、早くから動き出そうと考えていました。大学3年生の6月になり、一気にサマーインターンシップの案内が来たので就活を開始し、最初は業界関係なく名前を知っている企業をかたっぱしから応募しました。
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内定者の私が各時期にやっていたこと
大学3年 6月
6月1日にマイナビやリクナビが開設され、一気にインターンシップ用のマイページが開設されました。マイナビやリクナビのプレエントリーで事前に知っている企業を登録しておくと、1日になったらプレエントリーした企業からメールが一気に届きます。それに沿って、各企業の個人情報の登録を進めます。6月1日はその対応だけで終えた記憶があります。サマーインターンシップはエントリーシートの締切が大体6月末まででした。30社以上出したため、エントリーシートの提出に6月は追われました。
【後輩に伝えたいこと】
私は主に家族にES添削をしてもらっていました。家族でも誰でもいいので最初はESを「誰かに見せる」という作業をするべきだと思います。
人に見せると必ずフィードバックをもらえ、自分としては分かりやすくても人からしたら分かりにくい表現に気づくことができました。また、企業によってはESに沿って面接を行うので気合いを入れて書いてました。ただ、ガクチカや自己PRは一度書いてしまえば使いまわしで大丈夫なので、ESをとにかく出しまくりました。
またESと同時にWEBテストも課せられる企業がほとんどです。最初はボーダーも低いので、自力で解いて実践兼勉強をすると良いと思います。また、ある程度WEBテストは一気に実施することをおすすめします。理由として、WEBテストは同じ種類なら同じ問題が出てくることが多々あるので、特に言語問題など「さっき解いたな」という問題を忘れないうちに答えることができ、回答数・正答率をあげることができるためです。URLでWEBテストの種類は判断できるので、事前に確認して2〜3個ずつまとめて消化してました。
大学3年 7月~8月上旬
ESとWEBテストを出して、合格した企業の二次選考(GDや面接)を進めつつ、ESとWEBテストのみで参加できるような1日間のインターンシップに並行して参加しました。初めてのGDや初めての面接ばかりだったので私は、とにかく就活支援者や先輩を頼っていました。先輩を頼って練習する中で、実践として練習することで、本選考の準備としてもサマーインターンの選考を進めていました。また、WEBテストの解答集づくりも空いている時間で行いました。
【後輩に伝えたいこと】
就活はいかにマルチタスクを進められるかだと考えます。WEBテスト受験も多ければ多い方がいいし、何事もやればやるだけ良いので際限がありません。その中でどれだけモチベーションを保って、頑張れるかが夏前の踏ん張りどころであり、それを乗り越えればどんどん楽になっていくと思います。
私自身、ES・面接・GDなど初めてのことだらけで、まだ何も固まってなかったのもあって、夏前が一番忙しかったです。ですが、ここで自己分析を進められたり言語化を進められれば、その後の就活を楽にすることができると考えてほしいです。
モチベーションを保つ手段として私はエンカレッジというサービスを利用していました。学生主体のサービスなので質はすごいとは言えませんが、定期的に4年生の担当の方から連絡が来るので、嫌でも就活しないと、という気分になれました。モチベーションを保つ手段は人それぞれだと思いますので、この時期にそれを見つけておくのも大事だと思います。
大学3年 8月中旬~9月末
私はエントリーした企業のうち、1dayも含め10社ほど夏のインターンシップに合格しました。複数デイズのインターンシップは全てグループワーク型のもので、グループで各ワークをこなしながら、最終日のプレゼン発表(新規事業立案の提案など)の準備を進めていくというものでした。複数デイズに渡るので、インターンシップの開催日時が9時から18時だとしても、その後グループで残業をしたり、夜zoomをつないでプレゼンの準備をしたので、体力的と気力的な戦いでした。
【後輩に伝えたいこと】
夏のインターンシップはとりあえず出しといたというような興味のない企業のものも含まれると思うので、モチベーションを保つのが大変でした。実際、複数デイズの途中に【飛ぶ】(=ドタキャン、途中で休む)人も続出します。しかし、複数デイズのインターンシップはその後のフォローイベント、本選考での優遇・志望度のアピールも含めて有利になることしかありませんので、頑張ってよかったと思います。
また、インターンシップに参加して満足するのではなく、インターンシップ中の態度や評価も結果的に本選考に大きくつながります。インターンシップ中で高評価を得られれば、特別な優遇をもらえたり、その後の面接で面接官が最初から通してくれるような雰囲気でした。逆に、マイナス評価だと、最初からES落ちになるような辞退にもなりかねません。最後まで気を抜かず、優秀な人が多い中でも自身のバリューを発揮してアピールできるように頑張ってください。必ずしもリーダーになる必要はないと思います。チームに一生懸命貢献する学生らしさが評価されていた気がしました(日系企業ならではかもしれませんが)。
インターンシップは対面の方が楽しかったです。ただでさえ、友人と遊びに出かける機会も少ない中で、オンラインだと夏休みなのにずっとパソコンの前に座っている状況になります。対面の方が交通時間のコストはかかりますが、ワーク中の時間をあっという間に感じますし、他大学の友人も実際増えました。
大学3年 10月~12月上旬
夏休みも終わり学校が始まり、夏のインターンシップが終わったのでひと段落しました。10月はインターンシップに参加した企業のフォローイベントが多かったです(限定座談会や限定の社員訪問の開放等)。学校との予定があえば積極的に参加していました。また、夏のインターンシップ期間を通して、興味ないこと、興味あること、いいなと思った企業、優遇に乗せてくれた企業と色々判断でき、少しずつ幅広い業界から金融、IT通信などに絞っていきました。
11月になると、冬インターンシップの募集が開始されました。私は、夏のインターンシップで落ちたがその時点で興味のある企業に絞って応募しました。そのため夏前と比べて選考が多くなく、また、夏前のGD経験や面接経験があったので、そちらの対策に割く時間はそんなに多くありませんでした。その分、OB訪問をしたり、優遇を夏インターンシップを通して獲得したのでその早期選考に注力しました。結果、11月末に初の内定を獲得することができました。
【後輩に伝えたいこと】
この時期にOB訪問をするのはおすすめです。OB訪問は年明けからだんだん増えていきます。実際、自分の希望の部署の人に訪問できなかったり、そもそも承認されなかったりという事態が増えました。しかし10月〜11月は自分のスケジュールに合わせてOB訪問を行うことができます。また、この時期に企業理解が浅かったり、社会人との会話に慣れてなくても、企業の人も甘く考えるのでハードルは低いと思います。(実際、まだ10月なのにうちに興味もってくれてありがとう、なんでも聞いてねのように言ってくださる方が多かったです。)
また、夏のインターンシップを通して少しでも業界を絞れた+年内内定を獲得できたのはこの後の就職活動でかなり大きかったです。夏休みが明けてからは自分が何にリソースを割くべきなのか、優先順位をつけながら戦略的に動くことで、効率よく動けるし自分の納得感にもつながると思います。優先度を下げたところが上手くいかなかったとしてもその分、優先度高く取り組んだところで何かしら結果につながると思います。
実際、私は年内選考が進んだ1社に注力した分、絞って出した冬インターンシップ(8社ほど)は全滅しました。そのため結果的に私がインターンシップに参加したのは夏のみとなりましたが、その分、年内内定を獲得でき、その後楽になりました。
大学3年 12月中旬~1月
内定をもらったのと冬インターンシップ全滅したので、12月中旬から1月中旬くらいまでかなり暇でした。興味のある業界や企業が絞れていたので、ワンキャリアライブのような合同イベントにも参加しませんでした。第一志望群のOB訪問などは継続しつつガクチカ・自己PR・自分史の作成など最後の見直しを行っていました。しかし一方で、一旦休憩しようと考えこの時期はかなり遊んでいました。就活のことを考えない日が週4~5日くらいはあったと思います。
【後輩に伝えたいこと】
マラソンのように長い就活で休憩する期間は必要だと思います。その時期や長さは人それぞれだと思いますが、2月から始まる早期選考、3月から始まる本選考に備えて、休息期間をいつ取るかぜひ考えてください。
大学3年 2月~3月
2月からインターン経由の早期選考が始まりました。また、3月からの本選考に向けて優遇に乗れていない企業でも、大学別の座談会を開いてくれたり、OB訪問を開設してくれますので積極的に参加し、インターンシップに参加できなかった分、情報収集などに励みました。早期選考を進めつつだったので2月は忙しかったです。
ですが、早期選考は1回分少なかったり、GD免除だったりと本選考より選考が楽なものが多く、早期選考の方が内定が出やすいのは確実だと思います。そのため、私は早期選考で第一志望群の内定を獲得して、本選考スタートの企業は2社のみ残した状態で、ほぼ就職活動を3月の上旬に終了しました。
【後輩に伝えたいこと】
初めての本選考ということで、最初は戸惑いましたが、ガクチカや自己PR、自分史などパーソナルな部分は夏からやってきたのでほぼ対策しませんでした。対策したのは志望動機です。まず志望動機の型をつくり(私が使っていた型については「就活対策について」の項目で述べますが、自分の型があるならそれを使えばいいと思います)、そこに付け加えていくことで完成させました。また、志望動機だけでなく、入社後なにをやりたいのか・それをどうやってやるのか・なぜそれをそこでやりたいのかという具体的な入社後のイメージを聞かれる機会も多かったので対策必須だと思います。
各時期にやっていたことまとめ
以上が私の就職活動の各時期にやっていたこととその感想・アドバイスです。少しでも参考になれば幸いです。一言で表すと「夏インターンにガチで挑むべき」だと考えます。夏インターンは何から手をつければいいか分からず、選考突破も難しいと思うので、とにかく4年生など人を頼って突破してみてください。私の就活は夏インターンのおかげで方向性も定まったし、効率的に楽に納得内定まで至ることができたと思います。
金融各社のインターン情報
私が選考に参加したインターンについて業界ごとに情報を残したいと思います。(各業界アイウエオ順)
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