結果的うどん記念日
あの人に会いたい、を自粛期間中に棚上げすることによって、
あれを食べたい、とか、あしこ(どこの表現だっけ)に行きたいという欲求も、意識することが難しくなってしまった。
そんな前置きはどうでも良くて、久しぶりに食べた赤坂の竈のランチがうまい。
あと、あしこ(二度目)の人、TBSかHDY関係者だろうなって、なんかすぐわかる気がするのは、単純にサイドを刈り上げてる割合に依るのかもしれません。
さておき。
お会計時に「すいません、大きいのしかなくて」と1万円札を出すと、「すいません、全部千円札になってしまって」と、柔らかな“すいませんラリー”を1ターンして、もらったお釣りの千円札がすべてピン札だった。
ピン札を毎日用意するのって、きっと大変だよなあ。
こういう気遣いの温かみを、人と対面しないと忘れてしまう。
ちなみに、うどんを待っている間に、ランチ後に打ち合わせするはずだった人から「ごめん、ちょっとバタバタでリスケして」という電話をもらった。
「あとは、LINEでやり取りしよう」
「あ、はい、です」
俵万智先生に敬意を表しつつ、三十一文字で表現する。
この味が
いいねと僕が言う前に
リスケになって
うどん記念日
ごちそうさまでした。