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2/19 韓国映画と小料理屋

ぶち抜き日記2日目、帯を締めてかかります。

思い出しながら書いていると付属で色んなことを思い出して書きたくなってぐちゃぐちゃになりそうでこわいですね。

当日に書くという単純なことをしっかりこなす自分を目指して、いざ。


2/19(土)

本日は久しぶりのゆったりモードだった。しばらくぶりに意識して休日、という感じがあった。

昼過ぎまでもったりと眠り、穏やかにシャワーを浴びる。たまらない贅沢時間だ。

普段はかけない音楽なんかかけちゃったりして、優雅に紅茶を嗜みながら読書をした。貴婦人のようで楽しかった。

もちろん紅茶はペットボトルの午後の紅茶だ。

ふと思いついて、映画を観ようという気持ちになった。そういえば、相方の遠藤から2年前に借りたアニーホールという映画をまだ観ていない。

「これめちゃくちゃ好きなんですよ」といってウキウキで借してくれたまま、永久に観ないで暮らしていた。先日その話をした際「本当に返してくれよ、俺アレ好きなんだよ」と懇願されたし、さすがに返さないと。

ただ、引っ越しの荷解きが終わっていないせいでDVDプレイヤーが完全に最奥の層に埋もれている。

すまない、遠藤。ぼくは気になっていた韓国映画を観ることにした。

「国際市場で会いましょう」という映画だった。

韓国映画といえば結構なドギツ目の思想感やバイオレンスのイメージもあったが、ド直球ヒューマン映画だった。

熱闘甲子園で涙し、オリンピックのハイライトで嗚咽し、保険のCMで失禁するぼくには劇薬だった。

箱ティッシュが音速で消えていくほど泣いてしまった。

愚直に生きてきた老人の一生を追っていく物語だったが、佳境とかそんなの関係なく開始5分で溢れる涙が止められなかった。愛ってすごい。

満足しておなかぺこぺこになったぼくは、代田橋にある小料理屋に行くことにした。ここはなかなか良さそうな気配がしていたのだ。

基本的に一品ものが全て気が利いていて飽きないし、なにより揚げ物がダントツに美味しい。フライも天ぷらも食べてしまった。

あと、店の雰囲気がさんちょう映画3丁目の夕日の家のようで最高だった。テレビはちゃめちゃブラウン管じゃないの。意味ねえ。

ご満悦で帰り、荷解きを進めていたら思い出の品に浸りすぎて夜になっていた。これ終わらんなあ。

気がつくと怠惰な睡眠を取っていました。ショック。



はて、おサボり2日目であります。

コメントやスキをくだすっている方々になんとお詫びをすればよいのか、ただ、1人の青年が今日も元気に暮らしているという唯一の幸せを、どうか噛み締めて欲しい限りであります…。

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