【読書】成瀬は信じた道を行く

地元で
地域活動をしている
パパさんがいる。

あるとき
仲間のパパさんが、
このパパさんのことを
成瀬だ
と言っていた。

え…
オジサンが
オジサンのことを
成瀬
と呼んでいる…

若干の違和感を感じつつも、
なるほどなぁ
と思う自分もいた。



成瀬
は、
本屋大賞受賞作
『成瀬は天下を取りにいく』
の主人公。

前作が非常におもしろかったので
続編の
『成瀬は信じた道をいく』
も読んでみた。
大学生になった成瀬の話だ。


今作も
成瀬は
成瀬らしさ全開。

自分と
自分のやりたいことを大事にし、
周りのひとや我が街も大事にし、
まっすぐに
信じた道を行っている。

パトロールをする成瀬。
バイトをする成瀬。
観光大使にチャレンジする成瀬。
突然いなくなる成瀬。
けん玉をする成瀬。

この
成瀬の生き方が
多くの人を惹きつけるのだな
と思う。


我が街の
オジサン成瀬も、
見た目はオジサンであるが
とにかく
信じた道を行っている。

我と我が仲間のことについて
日々真剣に考え、
地元の活動に
独自の視点で取り組み、
なんなら
地域活動で
天下を取りにいこうとしている。

ひとつ残念なのは…
オジサンなので…

女子大生の成瀬に比べると
ちょっと
「映えない」
のだけどね…

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