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ずっとPTAやってるわたしにも実は嫌な経験がある、っていう話

ここ10年くらい
幼少中高のPTAに
関わり続けているわたし。

できるだけ楽しく関わろう!
と思っているのだが、
思い出すと心がザワッとするような
嫌な経験もある。



あれは…
まだわたしが
PTA経験の浅かった頃…

楽しい家族旅行に出ていたときに
1本の電話をとってしまった。

かけてきたのは
PTAで学年のイベントを担当する仲間。

思うように進まないことに
怒っていて、
激しい主張が
止まらない。

いま旅行先なので…
のひとことが
どうしても言い出せず、
数十分話に付き合い
あとの処理にも追われた。

楽しい家族旅行だったのに
もう二度と同じ場所へ行きたくないくらい
トラウマになってしまった。


そしてあれは…
まだ息子たちが
小学生だった頃…

年末の慌ただしいタイミングで
激しい嘔吐下痢風邪をひいた息子を
看病していて
すっかり寝不足だったわたしは
そんなときなのに
1本の電話をとってしまった。

かけてきたのは
卒業関連のイベントについて
一緒に関わっていた仲間。

こうしてほしいのに
なぜそうならない、
と怒っていて
話が止まらない。

わたしは
やはり
子どもが病気で…
と言い出すタイミングを見失い
数十分
話に付き合った。

ちょっとの暇があれば
洗濯物を片付けたり
少し眠ったり
したかったのに…
嘔吐下痢の看病というだけで
トラウマ級なのに
さらにトラウマが重なった。



そして…
やはり
二度あることは三度ある。

あの晩は
全ての家事を終えて
子どもたちを寝かしつけ
ほっとしたところでの
1本の電話。
なぜ
とってしまったんだろう。

PTA仲間のそのひとは
わたしがなかなか
思うように動かない
と激怒していた。
電話もなかなか取らないし
指示通りに動かないし
動きが遅い
と。

全くダメなひとだ
あなたのおかげで
自分は大変苦労させられている
すぐに
指示通りに動け
と。

怖かった。
なんでPTAごときで
こんなふうに叱責されなくちゃいけないのだ
と思った。

わたしは
自分のペースで
様子を見ながら進めているだけで
決して迷惑をかけようと思っているわけではない
と伝えた。

もうそれが
呼び水になり
叱責はヒートアップ。

いつまでも終わらない
電話の声を聞きながら、
わたしは
寝ている子のそばで
泣いていた。



今でも
PTA関係の電話は
こじれる気がして
取りたくない。

トラウマなんだな
と思う。


わたしが受けた電話のような
激怒するひとを生むPTAを
すっかり変えて
新しい自由なPTAに改革したい。

お互いに
優しい気持ちで思いやれるような
あったかい雰囲気を作りたい。

誰かが追い込まれるような
複雑な状況を作らないよう
シンプルなPTAにしていきたい。

いつも
そう思っている。

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