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ダブル受験のプロ

受験シーズン真っ只中。
全国の受験生が頑張っている。

我が家でも、
4月からは
三男が高3になり
娘が中3になる。

そう。
やがて我が家は
ダブル受験
の時を迎える。



ダブル受験の話をすると
友人はみんな、
「うわっ、たいへんだね…」
という反応をするが、
いや実は
わたし
ダブル受験のプロなのだ!

我が家は子どもが4人いて
全員3学年違いだから、
長男次男
次男三男
三男娘

3回ダブル受験がある。

今回はその3回目。
たいへんと言われるダブル受験も
3回目ともなるとすっかりプロだ。
コツが分かってくる。



進路について語り合うこと。
そして
うまくいかなかった場合の次の選択肢について
一緒に考えること。
なにより大事な
お金を用意すること。
(もちろん、できる範囲で…)

このあたりは
早めに気にかけておくことで
なんとか乗り切れる。



が、いちばん重要でいちばんやっかいなのは手続きだ。

それぞれの子が
それぞれの進路希望を持って
それぞれの日程で動く。

出願日程もまちまちだ。
今どきはネット出願だが
とてもややこしい。

そして
出願したら
受験票を印刷して
当日を迎えて
結果によって手続きをする。

これ
日々老いゆく親(わたし)が
2人分を間違いなくこなすこと…

うーん…
できるわけない!


こんなたいへんな
ダブル受験の手続きについて
プロとなったわたしがどうするかというと…
「親を信用するなと、先に宣言しておく」
に尽きる。

母は間違うからね!
忘れるからね!
責任持てないからね!
信用しないでね!
必ず自分で確認してね!

あらかじめ
しつこいくらいに念押ししておく。

こりゃ
お母ちゃんちょっとまずいぞ頼れないぞ
と理解した子どもたちが
若い目と頭脳で
母の手落ちがないかをチェックする。

若者の能力はさすがだ。
老いゆく母より
ずっとしっかりして
間違いがない。


こうやって
我が家はダブル受験を乗り切る。

プロというより…

引退か?

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