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【読書】海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを

汐見夏衛作品をたくさん読んでいる三男が、
この本ぜひ読んでみてよ…
と静かにおすすめしてくれていたのだが、
なぜか
ちょっと悲しい予感がして
「積読」にしてしまっていた。


汐見夏衛さんの
『海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを』


悲しい予感は的中。

前半から
もしかして
もしかして
と思っていたが、
やはり
悲しい。

美しい描写や
悲しさの中でも前を向こうとする姿など
いろいろあるのに…
どうしても
悲しさが勝ってしまう。

ひとの生き死にを
テーマとして扱うことの多い作家さんだと思っていたが、
この作品は特に
悲しくてやるせない思いが残る。


読み終わってすぐ三男に、
とってもいいお話だったんだけど
めちゃくちゃ悲しかったーーーーー
と伝えた。

あぁそうか。
三男が
わたしに
読んでみてよ…
って言っていたのは、
この気持ちを共有したかったからなんだな。

積読にしといたせいで
なかなか語り合えなかったね。
ごめん。


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