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kaoruokumura
【読書】ヨモツイクサ/知念実希人
高校生の三男が、
この本…
ヤバかった…
マジ、ヤバかった…
と
少ない語彙で語っている。
え?
なにがどうヤバかったん?
と聞くと、
いいから読んでみ!
ほんとヤバいから!
と
手渡された。
『ヨモツイクサ』知念実希人
ほんとは
わたしは
ちょっとこういう話は苦手だ。
医者である作者が
惨殺シーンを表現したりするもんだから、
なかなかにリアルで…
息子の言葉を借りれば「グロい」。
が、
「グロい」だけの小説ではなかった。
何やら恐ろしいヒグマがいるのか…
と思ってたら
いやいや
もっと恐ろしいものが…
と
ぐんぐん恐怖の底まで引っ張っていかれる。
さらに、
え??なんで??
うそ?どうなってるの???
という
ミステリー要素も。
「グロい」だけじゃない。
夜読めないくらい怖くて、
そして
最後の最後までわからないくらいの
とんでもない展開が待っている。
『十角館の殺人』を思い起こさせるような
衝撃の1ページ
が、ある。
きゃーーーーーーーー
のあとに
ええええええええーーーーー!
っとなりたい方、
「グロい」の大丈夫な方、
めちゃくちゃ「ヤバい」小説なので
ぜひ。
(怖いよ)