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irodori_days929
『すずめの戸締まり』の思い出
先週
金曜ロードショーで
『すずめの戸締まり』をやっていた。
夜の映画は
どうにも眠くなってリタイアすることが多いのだが、
大好きな作品なので
ちゃんと最後まで
ウトウトせずに見れた。
この映画は、
公開当時に
「ぜーーったい映画館で見たほうがいいよ!」
と息子たちに勧められ、
中学生の娘と一緒に見に行って
ふたりでハマった
思い出の作品。
娘、
ハマりすぎて
何度も映画館へ行く。
ポスターやパンフレットを買う。
パンフレットでは飽き足らず
小説版を買う。
学校の朝読書の時間に
小説版を何周もリピートする。
この世界観が
すごく好きだ!
美しい絵が
すごく好きだ!
と
熱く語る。
語り続ける。
そう、
このひと
すごい熱量で
急速に深く深くハマるひとなのだ。
わたしも
すごく印象に残る作品だなぁ
と感銘を受けたので、
娘と一緒に
この映画のことを楽しもうと思って…
うっかり
調子に乗って…
おかえしします!
(↑映画の中のセリフ)
などと言いながら
ドアを閉めてみたりした。
そのとたん。
娘が
非常に冷たい目でわたしを見て、
あのね
そういうの
ほんとやめてくれる?
と言い放った。
えええ?ええ?
好きな作品って
なんかそうやって
セリフ再現してみたりして
楽しむもんじゃない??
おばさん、
方向性まちがった??😂
その後もわたしはうっかり
「ダイジン」(映画内のキャラクター)
のぬいぐるみを玄関に置いて
ミミズのアタマをおさえてる
(↑映画の中の設定)
などと発言し、
娘に
この上ない嫌な顔で
そういうのやめてと言われる。
もはや
娘と
好きな作品の共有のしかたが分からず
おばさん
迷子になる…😂
…という
ほっこりする思い出のある
すてきな映画です。
テレビで見て
改めて
作品の素晴らしさと
娘とのやりとりを
思い起こしました。