学校教育、不登校、人口推移

昨日、日経新聞を見ていたら目に止まった記事。
不登校生徒が、統計上30万人近くになっているとのこと。
ちなみに不登校の定義は、端的に言うと「年間30日以上の欠席(風邪、コロナ感染、経済的理由、忌引きなど除く)」らしい。

いまの12〜18歳の年代別人口は、下記の統計によると、ざっくり108万人前後である。中高で6年で約650万人。ということは、約20人の1人は、「不登校」ということだ。

この状況の総論として、学校というシステムは果たして機能していると言えるのだろうか。さらに、教員の方も、2023年の採用試験の全国平均の最終選考倍率は2.9倍とあり、教員のなり手も急速に低下しているようだ。
学校教育無理ゲーになっているのでは?
出入りができないと、集団は淀む。
いじめや生きづらさに直結すると思うのだ。

そして、今年の出生数は70万人を割れそうだと推定が出てきた。
今の6歳の年は、年間100万人だから、この6〜7年で、一気に30万人減っている(おそロシア)。

生成AIなどを使った、個別の教育が、技術的にはできるようになる日も近いだろう。もうすでに学校教育は、システムとして機能しているとはいえなさそうだが、ここ数年で、一気に自壊してもおかしくないのではと思える。
いま学校教育は、分岐点にいるのかもしれない。

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