推し活、生成AI、メディアとX
●推し活と生成AI
昔は労働力が搾取され、昨今は余暇時間や注意(アテンション)が搾取の対象となっていた。最近は我々のアイデンティティがフロンティアになっているという、ざっくりとした流れだと思う。人が求めているのは、退屈さの解消だと思われる。日常への活力を提供する新しい消費の形になっている。
話は変わるが、生成AIが少しづつ我々の日常生活にも浸透していく時期に入ってきそうだ。「ググる」ことが、当たり前になったようが、ググるという行為が終わり、チャットが普通の行為になるだろうか。広告は生成AIのなかに出るようになるのか、また違うマネタイズが生まれるのか注目である。
日本のAI開発に関しては、上記の推し活なんかと絡めた、感情とかキャラクター系などのAIを考えたらいいのではと思う。単に知能だけでなく、寄り添う系はありだと思うな。
●メディアとX利用
まぁ、メディアからしたら、Xは使いづらいプラットフォームになっていると思う。ただメディアの中にいる人はエリートで、「有害」としてみるだろうけど、たぶん世界はXのなかくらい、ほんとうはカオスであまり目を背けることはしない方がいいのではとも思う。
イーロン・マスクが「政治的言説を形成している」のは、彼の意図のなかにも確実にあるだろう。だが、なにも加工しなかったら、人間ってこうなんだぜということを、世界を加工せずまっさらに見たいという気持ちも多分にあると思うな。