単独テロ、美容院の変化
●孤独対策、単独テロ
人類史上もっとも豊かな部類に入る生活をしていて、自由な社会を達成するに連れて、孤立化して個人が攻撃に転じるあたり、人間の業を感じる。
イスラエルのモサドが通信機器のサプライチェーンに入り込み爆弾を仕込んだのは記憶に新しい。こういったテロの形は単独犯にも実行できそうなので怖い。もしかしたらかなり重要な警察の専門部隊になるのかもしれない。
イギリスに孤独担当相が設置されているし、日本にも対策室なるものが制度としてある。
高齢化と相まって独居者の社会生活のサポートや孤独死、無縁者遺骨の管理など、孤独対策のコストが膨大に増えそうだ。
すべての関係が自由だと、関係の必然性みたいな感覚を自分で見出さなくてはならなくなる。そして人間関係の「断捨離」というように選択に回帰してしまう。
人とのつながりをどう考えていくか、この辺の社会思想が必要な気がする。
●美容室
最近はけっこうフリーランスの美容師が担当になる。
そして最近の変化で感じるのが、「韓国風カット」というセールス文言が増えたと思う。韓国芸能のグローバルでの成功が波及している。