石破首相とキリスト教、ブラジルとXの停止
●石破首相
石破首相の主張が、党内調整などでブレているという記事。
昨日見た佐藤優氏の指摘がおもしろかった。
石破さんの家系は、熊本バンドから脈々と受け継がれるキリスト教信仰であり、本人もキリスト教徒であることを公言している。
いざ首相になってみると、獲得したポジションを大事にしたいとか、守る心理が働いていて、調整した発言になっているのだろうか。
しかし、ほんとうに熱心なプロテスタントのカルヴァン派であるなら、神に預かった命を、自分の使命の邁進に使うんだと、スイッチが入るかもしれない。カルヴァン派は予定説だ。すでに救済されるものや自分の運命は決まっていると考える。人間の意志は相対、神の意志は絶対である。
これまでの自民党の流れからは、若干毛色が違うので、反発や批判は避けられないだろう。実際、石破さんの主張には疑問を感じることも多いし、経済政策もかなり微妙ではと思っている。
だが、首相に選ばれた以上、自分の思っていることを主張して、政策に反映しようと努めるのが仕事だろう。党内の声に、調整をするだけならこれまでの自民党の継続でしかないので、石破さんである必然性がない。
神に見られていることを思い出した石破さんが、自分のすべきことに集中し突き進むようになったら、けっこうおもしろいかもしれない。
●ブラジルとX
タイトルだけ読んだ。
X(Twitter)がブラジルで使えなくなって、メンタル改善とある。
たしかにこれは、社会学者や心理学者だったら、絶対に調査したい内容ではないか。リアルの交流がどう変化するかとか、時間の使い方にも大いに影響があるかなど、色々興味が湧く。
SNSと社会の関連について、新しい洞察が出てくることを期待したい。