ボーイング機の事故調、診療支援AI

●事故調
フライトレコーダーとボイスレコーダーの記録が残っていなかったとのこと。要は事故直前の状況が闇の中になりそうな模様。
バードストライクで油圧と電源が失われたっぽいけれど、それでもレコーダーは蓄電池で動く設計になってないのが不可思議。
片方のエンジンの破壊で、油圧、電源がすべて止まり、フライトレコーダーも停止するのは、設計の冗長性がなさすぎるのではないか。
2009年頃に製造された機体とのことで、ちょうどリーマンショック後に当たる。システム設計の冗長な部分の削減やコストカットに敏感にならざるを得ない状況だったかもしれない。
今もボーイングの航空機部門の経営は大変厳しい状況だろう。リーマンショック前後くらいからの、ボーイング社内の状況をジャーナリストなどの検証が必要なのではないかと思える。
この辺の書籍があればぜひ読みたいものだ。

●診療支援AI
国内で医師のサポートAIを作るとのこと。
非常によい取り組みだと思う。
今年から後期高齢者が200万単位で増加する人口統計になっている。
医療への負担がますます重くなり始めるのは容易に想像がつく。
医師サポートの取り組みから運用し、さらには各々のマイナンバーによる病歴やデバイス上での運動履歴の統合、オンライン診療でのトリアージという風になっていくのではないか。


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