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自分の好きも諦めないレイアウト


子育てを経験するなかで、小さな子どもがいる部屋づくりの考え方にも変化があったと話す小林さん。

「最初は、子どもが小さいとディスプレイを考えるのが難しいと思っていましたが、今では子どもが小さいからといって、自分の好きを諦めないようにしています」


「季節の小物を飾ったり、花や観葉植物も飾って楽しんでいます。息子が小さい頃は、子どもの手が届かないように、花瓶は壁掛けにして飾ったり、天井に吊るしたりと工夫はしていました。子どもの性格にもよりますが、小さな頃から物が飾ってあるお部屋に慣れていたからか、床に置いてある植物の枝が折られたり、倒されたりすることは少なくなりました」

お子さんが増えたタイミングでは、決してすべての空間を整えようとするのではなく、主要なポイントをおさえるだけでも効果的なのだそう。


「インテリアを考えるうえで、『見せ場(フォーカルポイント)』を作ることが大切です。自分が楽しむためでもあり、見せ場を中心にインテリアを考えていくことでメリハリがつき、部屋全体のインテリアがまとまりやすくなります」

「一般的には部屋に入って対角線上にポイントを設けるとよいといわれます。ただ必ずしも入口からである必要はなく、自分のいる場所から考えてもよいです。


例えば我が家の寝室では、入口ではなくベッドの上にいる時間が中心であるため、ベッドから見て対角線上に好きな壁紙を貼ったり、お気に入りのアイテムや季節の小物を飾ったりしています」
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【Profile(取材時)】
お名前(職業):小林さん
間取り:3LDK 80㎡
世帯人数:4人暮らし
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【素敵なおうち訪問:子育て中の住まいの工夫】 好奇心が育つインテリア&動線のアイデア(小林さん宅後編)
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