R6医療報酬改定と介護報酬改定の両方を見ながら医療介護連携を考えたメモ
●R6介護報酬改定
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37407.html
の
・【参考資料1】令和6年度介護報酬改定における改定事項について[5.8MB]別ウィンドウで開く
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001200256.pdf
●R6医療報酬改定
中央社会保険医療協議会 総会(第584回)議事次第
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00247.html
の答申についてPDF 総-1(PDF:5MB)(個別改定項目について)
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001209574.pdf
↓2/16朝にしれっと以下に変更(どう変わったのかは不明)
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001210969.pdf
まず医療の方
次に介護の方
医療と介護のハザマといえば老健(not特養)で、昨今経営環境が極めて厳しい老健ですが、今回の改定では、老健もっと頑張れ期待してるぞ的なメッセージも出ていると感じました。
具体的には
・病院のベッドあけるために早期に入院患者を引き取れの加算の新設
・ポリファーマシーがいたら(主治医に相談しなくてもいいから)薬減らせの加算の新設
・コロナなど感染症患者を施設で対応したらその加算(といっても最大で1.2万円/5日ですが・・)の新設
・感染症治療だけでじゃなくて心不全も対応したらその加算あげるの新設
・看取り加算アップ:特に死亡直前
あたりに。
上記を見ているとまさにそうですが、老健ってどんどん医療面での機能アップが求められていて、初期治療から看取りまで対応する、総合内科・老年医的なものが求められていると痛感します。現実は、多くの老健管理医が、リタイヤ後爺医がやっていたりすると思いますが、このような対応のアップデート(総合内科医としてのことだけはなく、施設外の協力医療機関との締結など含めて)は本当に困難なのではないかとと推察します。求められるものはどんどん高度になるのに、給料は変わらない、実質デフレじゃんと思いますが、まぁこれが経済的に苦しい国の社会保障環境なんでしょうね。
ついでに追記
今回艇の結構な目玉だと思いますが、内科系開業医へのショック!高血圧・脂質異常・糖尿病で算定している特定疾患療養管理料はもう取れませんショック!!
これがどれくらい算定されているかといえば以下の通り、約8割!
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