夢にむかって
#別れ #夢#子ども#成長#正直な心
普段本音を話さない長男
中学の思春期真っ只中だから当然だ
そんな彼がこう話してきた
「kが4月から違う中学へいく。本当に寂しい」
珍しく感情をあらわにしてきた
小学校から8年間ずっと一緒だった友達が
夢を叶えるために
専門性をみにつけるために転校するという
まだまだ一緒だと思っていたのに
彼にとっては親友との初めての別れ
趣味がよく合うため一緒に過ごしてきた
真逆な二人なのに
なぜか引き寄せ合う
「今はいつでも連絡できるから大丈夫だよ」
私はそう声をかけた
それからこう続けた
「kくんの夢を応援してあげようよ」
「離れていてもお互い一生懸命やればいいんじゃない?」
長男は照れくさかったのか笑ってひとこと
「そうだね」と
人との出会いや別れを経験することで
さまざまな感情が芽生え
未来への糧になる
10年後にこの一場面を振り返った時には
ささやかな出来事に過ぎないであろう
まだまだ修行は続くであろう
大人になるために
厳しさもどんどん経験していくであろう
長男に言いたいのは
「夢は大切にしてほしい」
「やりたいことを叶えてほしい」
「その夢のために何をすべきか考えてほしい」
親友はまわりより一足早く
夢に向かって別の道を歩んでいく
道は繋がっているんだから
今と変わらず同じ気持ちを持ち続けてほしい
子どもを通して四季を感じ
アスファルトに咲いたたんぽぽや
つくしが頭を出している姿をみて
自分でも春を感じ
ぽかぽか陽気の空に向かって
みんなの幸せを願う
「絶対できるから大丈夫 がんばれ!!」