フリーランスの紹介案件で、見落としがちな Win-Win を実現する方法
今回は、仕事への向き合いや姿勢についてです。
フリーランスで、「紹介案件で入る仕事で目指したいこと」 です。ぜひ最後まで読んでいただき、お仕事での参考になればうれしいです。
記事の背景
最初に、今回の背景を簡単に共有させてください。
私自身が以前に2年間のフリーランスをしていた時、そしてその後の法人設立をしてからも新しい仕事が入ってくる時に多いのが紹介案件からです。紹介は昔の同僚や上司、知人、以前のお客さんからもあります。
こうした紹介案件を受ける時に大切にしたいことが Win-Win です。これを共有したいと思い記事にしました。
Win-Win を目指す
紹介してもらった案件では 「Win-Win」 を意識するようにしています。
ここでいう2つの Win とは、
✓ 紹介案件での Win-Win
お客さんの成功 (例: コンサルティング案件では顧客企業や担当者, 対象の商品やサービス)
自分を紹介してくれた人の評価や信頼を高める
今回のポイントは、後者の 「紹介してくれた人の Win」 です。見落としがちですが大事なことです。
紹介者してくれた人の Win とは
ここからは説明のために、A さんが X 社を自分に紹介してくれたとします。
Win-Win のうち1つ目は X 社にとっての Win です。もう1つが A さんの Win です。「紹介者の Win」 とは、X 社が 「A さんに紹介を頼んでよかった」 と思える成果を X 社に対して自分が出し、A さんの評価や信頼が高まることです。
紹介をすることは、A さん 自身の評価や信頼を下げるリスクが伴います。
というのは、もし紹介した相手が X 社の期待に沿わず X 社が残念な気持ちになったら、直接仕事を受けた私の評価が下げるだけではないからです。
その影響は紹介者である A さんにも及びます。X 社が 「次も A さんに依頼しよう」 「誰かいい人はいないかを相談しよう」 と思えなくなると、自分は A さんにも迷惑をかけたことになるわけです。
だからこそ目指したい Win-Win は、X 社の Win を実現するだけではなく、X 社から見た A さんの評価や信頼が高まるところまでです。「さすが A さん」 と X 社が思うくらいの成果を出したいと思っていて、これが紹介案件での 「Win-Win を目指す」 です。
フリーランスと信頼獲得
フリーランスのような 「特定の企業には所属せずに独立している働き方」 には、周りからの信頼が大切です。
会社員の人たちは持っている会社の看板や後ろ盾がない中、小さくても1つずつの実績が積み重なり信用ができ、「次もお願いしたい」 「また一緒に仕事をしたい」 という信頼感につながります。
きっかけになる、自分のことを他者 (他社) に紹介してくれる人は貴重な存在です。自分の仕事によって、紹介者の方の顔に泥をぬるようなことはあってはならないと。紹介者にも花を持たせるために成果を出す意識は、これからも持っておきたいです。
まとめ
今回は、フリーランスでの紹介案件への向き合い方についてでした。
最後にまとめです。
紹介案件での Win-Win
お客さんの成功 (例: コンサルティング案件では顧客企業や担当者, 対象の商品・サービス)
自分を紹介してくれた人の評価や信頼を高める
紹介者の Win
誰かに紹介をすることは、紹介者自身の評価や信頼を下げるリスクが伴う
紹介先の期待に沿わず残念な気持ちになったら、その影響は紹介者にも及ぶ
紹介を受けた側として、自分を紹介してくれた人の評価や信頼を高め、花を持たせるところまでを目指そう
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