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自分を操る超集中力(前)

今回はメンタリストDaiGoさんの著書「自分を操る超集中力」を読んで参考になったことをご紹介します。
では早速本題に入ります。

■集中力はトレーニングによって鍛えることが出来る
集中力の差は才能ではなく、集中力を発揮する方法を「実施しているか」「実施していないか」の差である。
集中力を発揮するために、目的からやるべきことを絞り込み、的を絞って集中する術を身に着けることで、集中力をコントロールすることが出来る。
集中力が手に入ると、仕事や勉強が短時間で終わり、評価や成績が上がるだけではなく、余った時間でプライベートの充実へと繋がる。

■集中力を鍛える2つの方法
①トレーニングによってウィルパワー(意志力)の総量を増やす方法。
日々の生活の中で行っている無意識の行動をやらないように意識し実行する。
例)背すじを伸ばす
ハッとなる気付きを繰り返し実行する事でウィルパワーの総量を増やすことが出来る。
②日々の行動を習慣化することによってウィルパワーの消費量を節約する方法。
→脳の前頭葉は「何かをやる」「何かをやらない」「何かを望む」という選択や決断の際に、どんなに小さなことであってもウィルパワーは消費されている。その消費を回避するのが「習慣化」による節約である。

■人は行動ではなく、意思決定で疲れる
ジャムに理論↓

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多すぎる選択肢はウィルパワーを奪い、結局決断できなくなる。
その他、物事を先延ばししてしまう結果を招く。
ウィルパワーの節約のため、可能な限り決断はすぐに下した方が消費量は少ない。その為に即決できる仕組みや環境を整える。
例えば、バッチ処理と言って、細かい仕事は1日の終わりなど、どこかの時間にまとめて片付ける。重要ではあるが緊急ではないものをメモなどで書き出し、纏めて終わらせる習慣を身に付ける。

■集中力の高い人は実は長時間集中していない
大前提として、人間の脳は集中を持続させないようにできている。
一見、集中力がずっと続いて見える人ほど、うまく休憩を挟み短時間の集中を繰り返している。
短時間だから疲れない、疲れていないからこそ集中状態を繰り返せるという環境を整える。

■飽きる前に焦らす、まとまった時間を短く区切る「焦らし効果」
集中力は長く続かないという脳の性質を逆手に取り、集中できる時間を効率的に使っていために「もうちょっとやりたかった」「もう少しやれたかな」というところで打ち切ると良い。
短時間で区切ることで時間管理がしやすくなるうえ、物足りない感によって「早く続きをやりたい!」と思う心理的な側面を演出する。
休憩を挟むことでモチベーションを保つことが出来る。

■取り組む時間を短くするほど、早く終わる
人は「時間が十分にある」と捉えると、目の前の仕事に対してさまざまな選択肢を考え、試行錯誤を重ねようとする。
「あれもこれもやれる」という心理状態ほど、集中できず結果に結びつかない可能性が高くなる。こうした状態を避ける為に仕事や勉強の時間を短く区切るのが有効だ。
一見不自由なようだが、集中力は自由のときよりも制限のある状態のほうが高まる。
「重要な仕事は忙しい人に頼め」と言われるが、これは忙しい人ほど集中力を活かすリズムを身に付けていることが想定出来るからである。
集中して作業することが習慣化されているので、「仕事=集中力×時間」という公式が成り立っている状態。
これは生まれもった才能ではなく、努力や習慣化、環境の変化によて身に着けていくことができる。

■環境の強制力を活用する
一定の時間で仕事や勉強を区切り、休憩後再び作業に戻り集中するリズムを実施するうえで重要なのは、短い休憩からいかに速やかに仕事や勉強に戻るかが重要である。その為に環境によって強制力を働かせるのが有効である。環境づくりのポイントは「自分を行動しやすくすること」
例えば、すぐにメモが取れるように開きっぱなしのノートとペンを机の上においておくなど。
休憩後、速やかに作業に戻るには、簡単な作業、解ける問題から取り組むことが大切。

■集中力が高い人は、「疲れ」を脳でコントロールしている
脳が感じる疲労感は単なる思い込みで、やる気やモチベーションが下がったというのも主観的なもので、疲れているから集中できないというのは錯覚に過ぎない。
脳の仕組みを知っていれば、疲れを切り離し、やる気と集中力を取り戻すことができる。

いかがでしたでしょうか?
今回かなりボリュームがあるので、3回に分けご紹介します。
都度判断→習慣にすることでウィルパワーの節約になるのは非常に手軽に生活の中に適用できそうですね!

今回もこちらの本は「しるし本」としてお譲りします。
※折り目やマーカーなどが入っておりますので、予めご了承ください。


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