NO.11看護師さんのお仕事
こんにちは小さな巨人です。
今回は米田さんと対談させていただきました。
看護師さんになるまでからお仕事についていろいろお話しを伺いました。
目次
1.看護師になるには
2.国家試験について
3.小児科のお仕事について
4.美容外科のお仕事について
5.資格について
6.理想の看護師像
1.看護師になるには
看護専門学校か大学の看護学部に通うことが一般的に多い方法です。
メリットデメリットとしては、専門学校は3年で終わるので大学の4年制と比べて時間の短縮になり、早く社会人になってお金を稼ぐことができ、学費も安いです。
また、付属の病院と連携しているところも多くそこに就職予定があれば、学費を負担してもらえるところも多いので金銭面での援助も受けられます。
デメリットとしては、4年間で学ぶことを3年間でやりますので平日は毎日朝から夕方までびっしり授業があります。また、国家試験のギリギリまで実習や就職試験もあるので、勉強だけじゃなく両立する力が必要です。
就職してからは、大学卒業の人の方が給料が高いところもあります。そこまで大きく変わることはないですが、長い目でみたら大学の方が多くもらえたりするところもあると思います。大学のメリットは給料が高い、ゆっくり学べる、サークルとかもあったりして学生生活も楽しめたりします。デメリットは学費が高い、4年もかかってしまうことです。
2.国家試験について
国家試験は、看護専門学校もしくは大学の卒業見込みがあれば試験を受けることができます。
国家試験は難しいですが、学校にしっかり通い、しっかりと試験対策の過去問など勉強をしていれば受かるとは思います。
国家試験では必修を8割取らないと後の問題をどれだけ正解しても落ちてしまいます。必修の過去問を解きまくる必要があります。1年前から毎日勉強する人もいます。私は最後の1ヶ月は毎日睡眠時間2時間〜3時間で勉強していました。国家試験よりもそこまでに辿り着くまでの試験、実習の方が大変です。特に臨床実習は大変で、体力的・精神的にもきついと感じ中には挫折してしまう人もいます。それを乗り越えられる人であれば国家試験は合格できると思います。国家試験は毎年2月にあります。
国家試験に合格すればいざ4月から新人看護師として病院などで働きます。看護師は様々な場所で働けることが魅力です。私の経験談として小児科と美容外科で働く看護師のお仕事についてお話しします。
3.小児科のお仕事について
小児科のお仕事はいわゆる病棟での内容です。勤務形態は3交代で夜勤もありました。
外科だと術前・術後の子供達の管理をします。点滴や、お薬、ギブス指導などを行い、元の生活に戻れるよう退院までサポートします。大人とは違って子供達を相手にしますので大変です。まず、子供達は治療が理解できないので、なぜここにいるのかから説明をしないといけないです。子供の目線に立って話しをします。プレパレーションと言って、人形を使って手術や治療の説明をしたりもします。注射を1つするのでもすごく大変ですし、安全かつスムーズにするためにどうすれば良いかを医師らとともにチームで考えます。
内科では、疾病を持つ子供たちの全身状態の観察、排痰、排泄、経管栄養など日常生活の援助を行います。家族指導と言って、ご家族とも密に関わることも大切です。
大変な分楽しさもあります。最初は嫌々泣きながらも入院生活を過ごしている子供たちが、頑張って元気になって帰っていく姿を送り出すことはすごくやりがいあります。子供達や両親からもありがとうと言われるとやはり嬉しいです。小児科で働いてる人たちは子供が好きな人が多いです。クリスマスなどの行事やイベント事は、みんなで飾りつけをしたりプレゼントを作ったり、写真を撮ったりと楽しいことをできるのも小児科ならではの魅力です。
4.美容外科のお仕事について
美容外科はクリニックでの内容で、勤務形態は日勤のみです。
外科の仕事は先生がする二重や鼻を高くする、骨格の骨を切って小顔にする、体の脂肪吸引などの手術があります。看護師はそれを介助をすることが仕事になります。手術に使うメスやハサミなどは何種類もあって、用途に合わせて先生が次にこれを使うであろうものを理解して渡す準備をしておきます。スムーズに手術が終わる介助をするのが役目です。機械出しだけではなく点滴管理や全身状態の観察をするのも仕事になります。
皮膚科では脱毛やシミをレーザーで除去したりします。ピーリングやダーマペンと言った肌治療も看護師がメインで行います。
美容整形は病気ではないですが、コンプレックスや悩みがあってみなさん来られているので、
ほくろを1つ取るだけで人生が変わりましたと言っていただけたり、明るく前向きになれたと喜んでいただけるとやりがいを感じます。
また、接客業に近い部分もあるので、人と話すことが好きな方は楽しく働けると思います。
5.資格について
看護師免許があれば全ての分野で働くことができます。その分野の専門資格もあります。小児科であれば小児科救急の専門看護師の資格があったりもします。他にも数え切れないくらいたくさん特化した資格があります。認定看護師としての資格を得て仕事している人達もいます。就職するために必要になるかではないです。働いてから取ります。学校に通って学んで実習を受けて試験に合格して認定をいただけます。
6.理想の看護師像
どこの環境にいても病院は、あんまり良いイメージじゃない人も多いと思うので、看護師は明るい存在でいないとダメだと私は思っています。病院は基本的に困ってる人達が来ているので、その人たちの不安や悩みに耳を傾けて、心のよりどころになれる存在でいたいです。
どんなに忙しくても、話を聞く姿勢を大事にしています。話を聞いて、励ませることは励まします。時に励ますことが傷つけることもあるので、思いに共感してあげることも大切にしてます。今は美容クリニックの看護師をしているので、小児科での理想とはまた変わります。美容クリニックでは、患者さんの素敵な部分に気付き、褒めることを意識しています。そうすることで、気持ちよく帰ってもらうことができます。またここに来たい、あの看護師さんとまた喋りたいと思っていただけるようになることが今の理想です。
看護師は様々な分野で働くことができるので、今自分が興味のあることや学びたいことをまだまだ吸収していきたいと思っています。
米田さん対談ありがとうございました。
看護師さんになりたい方、興味、関心がある方さ私にご連絡下さい。