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ある日の「天国と地獄」 - 前編

ある日の昼過ぎ、子どもらの帰宅に合わせて出勤した。

普段はその時間帯にお部屋の担当になることは無いのだが、人員配置の関係での臨時の勤務指定だった。

小学校高学年の子らを出迎えると、なぜかブーイングの嵐に遭った。

「なんで谷畔さんなんだよー!最悪」

「Aさんの方がマシだった」

「虐待だ。虐待。谷畔さんなんて、宿題しろってうるさいし、どうせおやつも少ないし、宿題しないとパソコン使わせてくれないし」

もう地獄である。

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503字
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