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鎌倉秘密の花園と最奥地の秘境へ

先日、12月に開催される少人数制のアルコールインクアートワークショップ "風の匣" の共創場である Garden&Space くるくる さんへ現地下見に鎌倉・由比ヶ浜へ。

🔻アルコールインクアートワークショップ "風の匣"🔻

昨年もアルコールインクアート×カタカムナ を組み合わせた #鎌倉アートリトリート を魂アーティストである ちえ(@chie_spi_channel)と共に共創させて頂いた際に、鎌倉の景観重要建築物にも指定されている伝統的な古民家・旧村上邸を舞台に鎌倉の地とご縁があり、色々なスポットを巡りに巡ったのだけれども、こんなにも素敵な空間がまだ鎌倉にあるとは… 実はこの場所は、今回のワークショップにお問い合わせ頂いた方がお勧めして下さったんです。

🔻旧村上邸にて開催された #鎌倉アートリトリート🔻

大森 翼 |TSUBASA OMORI on Instagram: "𓆩𓆪 2023.7.1(土) 【#鎌倉アートリトリート🌿 -古代文字×風の絵で自分の源とつながる-】 旧村上邸-鎌倉みらいラボ- @murakamitei_kamakura ⁡ 𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧 ⁡ 先日、開催された #鎌倉アートリトリート🌿 の 全貌をひとつのリール動画にまとめてみました🗣💬 ⁡ 🔻YouTubeでのショート動画はコチラから🔻 https://youtube.com/shorts/N1cZxZYHBZg?feature=share ⁡ 𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧 ⁡ / 今回のアートリトリートのひとつのテーマは、 "ー自分の源とつながるー" \ ⁡ ということもあり、 ⁡ ・『鎌倉』を舞台としてアートリトリートを企画する ☞鎌倉は、「神倉/神庫」が由来という諸説があり、 「神倉/神庫=神(=自分自身)倉(=自分自身の宝物)」であり、 カタカムナでも「カマクラ」は「自分自身とつながる場」 ⁡ ・『旧村上邸-鎌倉みらいラボ-』を空間として設定する ☞明治末期に建てられた 日本の建築ならではの木造古民家 ☞生前104歳まで存命された所有者・村上梅子さんの 生命エネルギーが今もなお満ち溢れながらも、 社会福祉活動に積極的に取り組まれていた愛が循環する場 ☞日本庭園を眺めながら、自然と自然を感じれるような空間 ☞ゼロポイント・フィールド ⁡ ・世界最古の日本文字・カタカムナに触れるアートワーク ☞カタカムナ伝承者|マヤ歴講師 @chie_spi_channel による 「ー自分の源とつながるー」ということについてのレクチャー ☞カタカムナ・エネルギーワークと心地良い空間の中での心呼吸 ⁡ ・自分の中の「陰陽」へとつながるアルコールインクアート ☞アルコールインクアーティスト @lmda_wing による 自分の中の「陰陽」を意識の流れを空間や動きを取り入れながら 陰陽パネルへと統合してゆくアルコールインクアート ☞自分の息や風で描く という自然な流れを取り組むプロセス ⁡ ・北鎌倉のお花のカヌレ専門店 @mayanocanele のお茶菓子 ☞米粉と平飼い卵を使用したグルテンフリーの自然素材 ☞外はカリカリ、中はトロもち の「調和」を体感出来る触感 ☞エディブルフラワーというお花(自然)を食べるという体験 ⁡ ・「八咫鏡マーク」を各々の陰陽アートでつなぎ完成させること ☞参加者7人+今は亡き梅子さん1人 を組み合わせた8人で 見える世界/見えない世界 その魂で「八咫鏡マーク」をつなぐ ☞「八咫鏡マーク(=我は在てあるものなり とヘブライ文字で 刻まれたとされる八咫鏡 は 自分自身が宇宙の創造主だと思い出す そのシンボルとしての役割)」を 各々から生まれた陰陽アートで つなぎあわせることによって自分の源とつながる意識へ ⁡ 約4時間あっという間のこの場でしか体験することが出来ない 貴重な時間を皆さんと共創させていただくことが出来ました🙏 ⁡ 今回、地元秦野市のおいしい名水全国1位にも選ばれたことのある 「#丹沢の雫」を参加して下さる皆様にも味わって欲しくて 持参させて頂いたんですが喜んでくれた笑顔が見れてよかった❣️ ⁡ 秦野市は自分にとっての生まれ育った源の場所でもあり、 水はヒトにとっての源でもあると感じているのもあったからです💡 ⁡ * * 構想から約半年ほど、最初はほんの些細な だけれどもワクワクする そんな想いの種が芽吹いたのが始まり🌱 ⁡ "自分が自分であれる 自然な 純粋な そんな居場所やきっかけ 自分を生きるということが喜びになり、 その喜びのエネルギーが波紋のように周りへと広がってゆく" その源のような「場」をつくりたいという想いがありました💭 ⁡ 形の見えないところから 形のあるところまで そんな些細な想いの種に 一緒に水を注ぎ続けてくれた @chie_spi_channel ⁡ そして、その種が芽となり、八咫鏡マークという花火を 一緒に咲かせてくれた @p_tsuburai さん @tighug_00 さん @eryery1002 さん @yoshuku_madam さん @mamimumematui さん 村上梅子さん には心から感謝です🍀 ⁡ ⁡ #鎌倉 #旧村上邸 #鎌倉アートリトリート #リトリート #アート #アルコールインクアート #古代文字 #カタカムナ #癒し #自然 #宇宙 #生命 #源 #自分らしさ #本来の自分へ還る #幸せ #幸せの土台 #スピリチュアル #エネルギー #真実 #扉" 52 likes, 0 comments - lmda_wing on July 5, 2023: "𓆩𓆪 2023.7. www.instagram.com

そんなGarden&Space くるくる さんはまさに 知る人ぞ知る 鎌倉秘密の花園と呼ばれるのも頷けるほど、普通に歩いていては気が付かずに見逃してしまいそうな森の隠れ家のような門構えからすでに異世界への入口の匂いがぷんぷんと漂ってきていました。

森の隠れ家のような門構え

もはやここに辿り着くまでの間がくるくるしてしまうほど、何回もGoogle Mapとにらめっこしながら… そんな異世界への入口の奥へとおそるおそる足を運んでゆくと、小さい頃によく秘密基地をつくりに人気のない山の中へと木々や草花の茂みを掻き分けて遊んでいた過去の記憶とリンクして、未知の世界を開くようなワクワク感が芽生えてくるようでした。そんなワクワク感を胸に見えてきた景色が…

Garden&Space くるくる

神秘的な広いお庭とどこか懐かしさをも感じさせる2階建てのウッドデッキ付きの風情のある古民家。ここが鎌倉ということを忘れてしまいそうになるくらい、現世とはどこか隔離されているような、風も息を潜め、静寂の中に妙妙たる自然の生命力を感じる緑のエネルギー。

古民家の前に置かれた4つの席と机に降り注ぐ光の柱
蝶々の羽根が生えたユニコーンらしき存在と真珠らしきもの

ここにいると時間を忘れてしまいそうになるくらい、いつまでもいられそうなほど心地よいクリアな空氣。人気があまりないからこそ、混じり気のない透き通って循環してゆく流れに何の抵抗もなく全身全霊をゆだねられるのかもしれない。と、本来の目的を忘れてしまいそうになったので、早速、Garden&Space くるくる さんの今回お借りする洋室のレンタルスペースへ。

映画「すずめの戸締まり」を彷彿とさせる【扉】

今回はこの扉からではなく、隣の和室の方の引き戸から入るようにご連絡を頂いていたので、(アルコールインクアートワークショップ "風の匣" では今回は利用しないのですが)素敵な和室の空間にも入らせていただきました。

Garden&Space くるくる 一階の和室

そして、こちらが今回、利用させて頂くことになった洋室の一室。この空間に触れた瞬間に、以前ここの景色をどこかで見た憶えのあるような既視感に全身が鳥肌が立って、まだ何もしていないけれども、「この景色を観れてよかった」と思わず感謝が口から零れ落ちていきました。最近、やたらと以前夢で見たことあるような景色が現実に現れることがある。

Garden&Space くるくる 一階の洋室
真ん中の置物絶対あれだ、本物の豚に真珠
個人的に心が訳もなく一番惹かれたアンティーク
実はこのソファの後ろの窓からすぐのところで江ノ電が走ります

当日は、素敵なこのGarden&Space くるくる さんの洋室を一室お借りして、この空間だからこそ叶えられるアルコールインクアートワークショップ "風の匣" を参加された皆様と一緒に共創できればと思っています。アルコールインクアートは風で描く自由なアート。くるくる という螺旋氣流を描いて上昇してゆくような場になることは予感しているのですが、その場の瞬間の流れで自然と運ばれてゆく先に、思いもしなかった、だけれども本当はどこか深いところで感じていた 一人一人にとって 大切な絵(景色)があらわれるのだろうとそんな意図を一滴垂らして。

くるくる みらくる という谷川俊太郎さんの言葉を思い出した
とにかく無数のくるくるパラレルワールドが溢れ出している

お庭にある木々の葉はまだ紅く染め上げられていませんでしたが、ワークショップを開催する12月はじめにはおそらくもうすでに紅葉しているのではないか、とその時までどのような景色が広がっているのか想像出来ない、ということにも未来へのワクワク感が芽生えました。当日は、アルコールインクアートワークショップ後もお時間があれば、鎌倉の素敵な場所でお茶でもしながら生まれた絵について色々と共有できればと思っています。

すでにちらほら黄色く色移りゆく葉も生まれ変わっている
玄関前に一輪 可憐に咲いていた白いお花
運命的な出逢いが訪れる吉兆とされている ニワの鳥

「基本的にアートやカルチャー、何か新しいことや面白いことを始めようとしている人たちのイベントスペースです。ここが文化の発信地の一つにでもなれば嬉しいです。」とGarden&Space くるくる さんのホームページにはとても丁寧なお人柄と想いが伝わってくる文言が。担当して下さった方もとても事細かに真摯にやり取りをご対応して下さいました。この地にご縁があることに心から感謝です。

その後は、限られた時間ではあったけれども、ふとした流れでどうしてもこの日に行けたら行きたい、と感じていた鎌倉最奥地の秘境とも呼ばれるところへ。

ジャケットと革靴で登る道ではない でも行きたいという一心
鎌倉駅からは徒歩30分のところ 果たしてどこへ向かってるのか
ふと足元に目線を移してみると 生命の神秘が緑を咲かせている

実はこの道は、国指定史跡とも呼ばれている名越切道。名越切道は鎌倉と三浦半島とを結ぶ要路のひとつ。この道のもっと細く険しい崖のような道をかつては鎌倉へ向かうための唯一のルートだったと思いを馳せると、今は簡単に電車で鎌倉へ行けたり、自由に動き回れるということは色んな人の努力があったからなのだと思うと、あたりまえは決してあたりまえじゃないんだとよりいっそう今が恵まれていることに気が付かされるのと同時に、良くも悪くも慣れるということにあぐらをかいていてはいけないという教訓のようにも感じました。本当に、ジャケットと革靴で登るのはお勧めしません。

国指定史跡名越切通し

そして、この国指定史跡名越通しを奥へ奥へと歩いてゆくと見えてきたのが、今回のもうひとつの目的地でもあった 鎌倉最奥地の秘境とも呼ばれる「まんだら堂やぐら群」

見晴台からの まんだら堂やぐら群

この場所の存在を知ったのも、鎌倉へ向かう前々日くらい。たまたまGoogle Mapで鎌倉駅付近を飛び回っていたところ、「まんだら堂やぐら群」の文字を見つけて、最初の印象は「なんだそれ」でした。やぐらはなんとなくはわかるとしても、まんだらと言えば、曼荼羅が出てくるくらいで、果たしてそこに何があるのかまでは想像できない。想像できないものに触れたくなる性分なので、その瞬間に「この場所へ行ってみたい」という気持ちに駆られました。はっきり見えている目的地よりも 行くまでわからない その場に辿り着いたからこそ感じられる景色を魂が望んでしまっている。

そんな「まんだら堂やぐら群」ですが、"やぐら"とは、鎌倉時代から室町時代に鎌倉やその周辺の崖地につくられた、横穴式の墳墓又は供養の場。つまり、お墓です。そして、その中でも約150穴ものやぐらがこんなにも密集している場は大変珍しく、近年は初夏と秋冬それぞれ1〜2ヶ月間程度の土日月と祝日のみ期間限定公開されているとのこと。

約150以上の穴の中には五輪塔などが置かれている

"まんだら堂"に関しては、その明確な文献は発見されておらず、未だ幻の名前で謎に包み込まれているのだそう。そう。訳もなく心が惹かれて辿り着いた景色は、神秘的に謎に包み込まれた生命が眠る空間だった。きっとこういう場所はイメージだと怖かったり、寒そうだったり、近寄り難かったりするのだろうと思う。それは「死」へのイメージでもあったり、自分自身も昔はそういうイメージを創り上げていたから、そういう空気感をやっぱり感じていた。でも、この場所へ辿り着いた時、清々しいほどの風が身体を透過していき、ほんのりあたたかい陽だまりのような、優しくも静かな気持ちになった。死生観はセンシティブな分野でもあるから多くは触れないけれども、この"まんだら堂やぐら群"に関しては死してもなお生活が送られているような、生き続けているようなそんな景色が広がっていた。

何回も言うけれども、ジャケットと革靴で訪れる場所じゃない

こうして肉体がありながらも、色々な景色に触れられることが何よりありがたいことだと感じる時間だった。鎌倉はまだまだ色々な場所にこうした歴史の流れが生き続けている空間があって、きっと今日という日が12月のワークショップへと繋がってゆくのだとあらためて今からワクワクしています。

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大森 翼|TSUBASA OMORI
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