華道をはじめるのに「私にはむり」と思っているひとへ

こんにちは、草月流(そうげつりゅう)という流派で10年くらい華道を習っている、高宮翼(たかみやつばさ)ともうします。「師範」(しはん)という先生の資格ももっていて、弟子もいます。

わたしがこの本で書きたい、読んでほしいと思ったひとは、なんらかの理由でお花の世界に入るのを思いとどまったり、やめてしまったりしたひとが、もう一回、華道の世界にふれてほしいなとおもい、書き始めました。

様々な理由で断念しているかと思います。じつは私もある事情で手が震えてしまいます。そんな人間でも、お花の先生をしています。手が震えているのにハサミを持つなんて危ないだろうと思われて当然です。でも10年近い実績が自分の苦手をカバーしてくれます。

私はとくに「〜だからできない」というときにこそ、この本を読んでほしいと願っています。例えば
・手が震えてしまいハサミを握るのがこわい
・腰が痛くて正座はきつい
・足がしびれやすい
といった身体症状のほか、
・習う費用が高い
・道具を揃えるのが大変
というようなコストの問題、
・花は好きだけど、枯らしてしまうのが申し訳ない
というところまで、解決の糸口になるヒントを表すことができればなと思っています。

よっぽどのトラウマがあって「華道はいやだ‼︎」というひとを除けば、この本で華道へのわだかまりを取り除くのではないかと思っています。どうぞよろしくお願いします。

<おわり 580字>

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