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2024年の展覧会初めは「博物館に初もうで」
今年も「月1展覧会」、月に1回は展覧会に行くことが目標の1つです。
もしかしたら、どうしても都合がつかないことがあるかもしれないので、「2024年内に12回、展覧会に行く」としています。
最近は美術作品などがデジタルアーカイブで画像で公開されていますが、実物に向き合うことでわかることが多いですし、様々な角度から見ることもできます。興味のある展覧会には、時間を調整して足を運びたいと思っています。
国立博物館本館の常設展示がおもしろい
2024年最初の展覧会は、東京国立博物館の新春恒例「博物館に初もうで」にしました。
今年は「謹賀辰年-年の初めの龍づくし-」というテーマで、龍を描いた絵、書、龍をモチーフにした造形物など、今年の干支・辰にちなんだ展示が行われています。本館特別1室での展示なので規模は大きくはないのですが、「龍麗闊達 めでたし書画」「龍は何しに日本へ⁉」「細工は龍龍 仕上げをご覧じろ」「筋骨龍龍 今年こそ理想の体型に⁉」の4つのテーマに分けて紹介していて、面白いと思いました。
ちなみに、龍は中国で生まれた想像上の生き物で、角は鹿、頭は駱駝、目は兎、首は蛇、腹は蜃、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似ているのだとか。
他にも、松・梅・竹、富士山、七福神などの吉祥文様や、正月にちなんだ作品がずらりと展示されていました。本館2室(国宝室)では、長谷川等伯の「松林図屛風」展示されていました(展示期間:1月2日~14日)。モノトーンで描かれた松林は、雪国の風景のように思いました。
興味のある展示はじっくり、ところどころショートカットしながら、見てまわりました。
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人日とは、正月7日のこと。桜、橘、雪輪の吉祥文様のピンクの着物が素敵です。
国立博物館本館の建物も素敵
お正月ということで、エントランスや正面入口に生け花が飾られていました(生け花の展示は1月14日まで)。
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何度も言っているかもしれませんが、東京国立博物館本館の建物も素敵です。照明、ステンドグラス、壁の模様、時計など、素敵なデザインの調度品にも見入ってしまします。
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東京国立博物館は、特別展には行くけれど、特別展だけで満足して(プラス、疲れて?)、常設展に足を運ぶことがほとんどなかったのですが、最近は常設展目当てに行くことが増えています。常設展も定期的に展示替えが行われているので、面白いのです。
「年に3回以上常設展に行くのであれば、国立博物館メンバーパスを購入した方がお得なのでは?」
と思いつつ、今月下旬から開催される建立900年特別展「中尊寺金色堂」の前売り券を購入しました。
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日本文化を紹介するお手伝いをしたい
私自身は展覧会に行くのは好きでしたが、より日本の美術や文化に関心を持つきっかけになったのは、和樂webにライターとして参加したことだったと思います。自分が記事を書くために資料を調査したり、他のライターさんの書いた記事を読んだりしたことで、日本文化を幅広く捉え、学ぶことができました。これによって、日本文化にますます興味を持つようになったと思ってます。
日本文化、結構奥深いです。
専門家ではないからこそ、日本文化をわかりやすく紹介するお手伝いができる。そんなライターを目指したいですね。