元国語教員が教えるホントの本、新聞、ネットメディアの読み方-本が嫌い、国語が嫌いな方に-本好きの方も大歓迎! 本の選び方編ーその1・ランダム選びー
さて、今回は本を読むといざ決心を決めた人がどんな本を読めばいいかのアドバイスをしたいと思います。
本屋さんに行くと並んでいる本の数に圧倒され、それだけで嫌になる人もいるでしょう。
また、その関門を超えたはいいもののお目当ての本が見つからず、諦めて帰宅という方もいるでしょう。
今はアマゾンなどで簡単に本は探せますが、それて検索をかけても似たようなタイトルが多い場合、それでアマゾンをそっ閉じしてしまう経験をお持ちの方もいるかと思います。
そこで、まずはいろんなシチュエーションごとに本の選び方を提案させていただこうと思います。
1>本を読みたくなったけど、何を読みたいか決まっていない人向け。
なんとなく本に興味を持ったけど、何を読んでいいかわからない、何を読んだらいいかわからないという人もいると思います。
そういう人にはランダム選びをお勧めしたいと思います!
このような本を何読んだらいいかわからないという人は、まずは本屋さんに行くのがおすすめです。(ですが、この本の選び方は電子書籍リーダーでもできます。)
そして何でも構いません。
本のコーナーに行きましょう。
新書が小さくて持ちやすそうでもいいですし、平積みの本の装丁がカッコよかった、ハードカバーのほうが丈夫そうでもなんでもいいです。
まずはそのコーナーに行きましょう。そして、そこで本棚の適当なところに指を持っていきます。
本当は本を触りながらやってほしいですが、コロナ渦なので、指は浮かせていてもオッケーです。
そうしたら目をつぶります。
後はどんな動かし方でもかまいません。周りを注意しながら自分の体ごとでも指だけでもいいので思うように動かしてください。
そしてここでいいやってところを決めて指を止めてください。
そして、その本を買います。
もちろん、新書を買おうと思ったのに新書以外のモノを指してしまったとかなら選びなおしてもいいですが、新書であればその本を絶対買います。
そして、とりあえず最後まで読んでみます。
これがランダム読みです。
これは私の中学時代の国語の先生から教えていただいた方法です。
その先生は友達とこの本の選び方をして、その友達は当時まったく興味がなかった天文学の入門書を選んだそう。渋々、ゲームのルールだからと買ったら、そのあと天文学者になるほど星や星座にはまってしまったそうです。
私もこの方法で何冊もの良書に出会い、本を読んできました。
本は出会いともいいます。出会いの方法がわからない方にはいいやり方なのかなと思います。
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