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里山大百科「秋」キノコ その2
キノコは植物とは異なり、太陽の光を利用して有機物を作る光合成はできない。
張りめぐらされた菌糸によって樹木の根と共生して養分を得たり、枯れ木や落ち葉、動物の糞などを分解する腐生生活をしている。
多くの有機物はキノコによって再び土へとかえって行くのである。
里山の生態系を考えるとき、頂点となる高次消費者(キツネやタカ類)ばかりでなく、キノコを含む菌類などの足元の分解者の存在も忘れてはならない。
▲里山でよく見かけるニガクリタケ/埼玉県所沢市(新開孝・撮影)
切り株や枯れた幹に生える有毒種で、死亡例もあるので要注意。写真の株は枯れた根(地中)に沿って発生している。<有毒種>
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