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ハザードマップとマンションについて①

お久しぶりです。はたけです。

今回はハザードマップの考え方についてお話させていただきたいと思います。

リスクについての話はどうしたって?気が向いたら続き書くよ。
・・・ハザードマップもリスクみたいなもんじゃない?


かなりのボリュームの話になることが予想されますので、今後お話をする予定の内容の要約と結論を先に載せておきます。

今後の話の要約(変更するかも。)

・最近防災に関する情報の発信を国や自治体が積極的に行っている。
・それはここ最近滅多に起きないと言われた災害がしばしば起きているから。
・今後は地球温暖化による水位上昇や南海トラフが控えている。
・結果、最近家探しにおいてもハザードマップを気にする人が増えてきた。(防災への意識の高まり)

・ハザードマップとは?
・大阪市内及びその付近のハザードマップについて
・ハザードマップにかかる場所のマンション価格への影響は?資産価値への影響は?
・ハザードマップで災害の起こりうる場所ではマンションを買ってはいけない?

調べたこと、はたけの考え方の要約

・ハザードマップでリスクが土地価格に既に織り込んでいるとは必ずしも言えない。地域差や過去の災害回数や直近の経験、土地の需要、用途で決まるため。
→つまり災害リスク(ハザードマップ)単体では資産価値には影響はない。しかしハザードマップの変更は大きく資産価値に影響する。

・住宅用地は災害リスクの価格への影響が少なく、逆に商業地は大きく影響を受ける。
→商業地に建つマンションは要注意

・ところで一度そこで災害が起きるとしばらくは価格の下落は避けられない。
→しかし5年後には回復する。

・つまり資産価値だけで考えるなら
→あまりやっきになってハザードマップや災害の歴史を知る必要は無いだろう。

・しかし災害に関しては資産価値ではなく命を守る、暮らしを守る、避難する、という考え方の方が重要である。

椅子に座って資産価値ガーとかハザードガー言ってないで避難(もしくは立てこもる)する準備や防災訓練に積極的に参加してから言ってください。


最初に

不動産界隈で最近ハザードマップを気にする人が増えてきた、という話があります。

この話の真偽は私はよくわかりませんが、実際にNHKの特集や国土交通省の知らせ、自治体の防災無線配備や避難情報に関するガイドラインの改定(令和3年)など、ここ10年の間に実際に国の主導で防災に関する意識の高まりは皆さん感じている筈です。


ハザードマップ

↓避難情報に関するガイドライン

https://www.bousai.go.jp/oukyu/hinanjouhou/r3_hinanjouhou_guideline/pdf/hinan_guideline.pdf

https://www.bousai.go.jp/oukyu/hinanjouhou/r3_hinanjouhou_guideline/pdf/hinan_guideline_2.pdf



この読者の皆さんにもおうち探しにおいてハザードマップは一度は気にされているのではないでしょうか?

そしてこの「気にする」

というのは2タイプの人間がいるように思います。俺か俺以外か


①つまり防災マップにかかる場所に住んでも大丈夫なのか?命の危機は無いのか?避難できるのか?生活は守られるのか?

と気にする人と

②資産価値は大丈夫か?売却時に不利にならないか?洪水や水害が起きても売る時に影響はないのか?

と気にする人に分かれます。

②は今後説明する機会があると思うのでお待ちください。結論は上記に書いてますので、ひとまずそれをお読みください。

参考文献も貼っておきます。ぶっちゃけこれを読めば僕のこの後のコラムも読む必要はありません。

↓上段は日銀のpdf。内容はかなり濃いので必見

https://www.boj.or.jp/research/wps_rev/wps_2022/data/wp22j10.pdf


①に関しては心配なら高台に家(マンション、特にタワマン)を買いましょう、で終わりなのですが、それだと雑すぎるので結論のまとめを引用しますが避難(もしくは立てこもる)する準備を行い、防災訓練に積極的に参加してください。そして情報もすぐに入手できるよう自治体のサイトなどにすぐアクセスできるようにしてください。


どころでなぜマンション探しをする人で①を気にする人が少ないのでしょうか?

そもそもマンション(4,5階以上など)は水害や地震に強いからです。
もちろん災害発生時に不便は強いられるでしょうが、直ちに命に直結する場面が少なくなったからです。

最近はオール電化のマンションも増えてきており、停電後のライフラインの復旧にはガスのあるマンションより早いと言われています。


なのでマンションを検討される方で、どうしても住みたい、買いたいマンションがハザードにかかっているからといって、資産価値も含めてそこまで神経質に気にされる必要はないかな、と思います。

もちろん予算があって好き放題選べるなら好きにすればよい。


戸建ての場合は水害系は特に注意を払った方が良いです。
特に今から用地を検討させれる方。

僕も経験ありましたが、やはり水害が発生した時に逃げ遅れが多かったのは水害のリスクが以前から指摘されていた戸建てでした。

そして車も家も被害はこういう住戸の方が圧倒的に大きかったです。

なので選択の余地があれば水害の起きやすい場所は避けられた方が良いかと思います。



まあこんな感じです。①に言いたいことは全てまとめたつもりなので今後僕が書くのを飽きても大丈夫、大丈夫。

②は一応気が向いたらハザードマップとは?的な話をやっていきます。


では、また。

※本記事は後日訂正します。いつものごとく世に出してから直すタイプの記事。

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はたけ
雑記書いてます

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