ノーベル文学賞受賞　ハン・ガンさん『全ての白いものたちの』感想

📕今週12/27中学生ニュースは…
ハン・ガンさん、アジア人女性初のノーベル文学賞

10月は日本被団協の平和賞受賞を大きく取り上げたため、
ハン・ガンさんのノーベル文学賞については「12月のノーベル賞授賞式で取り上げよう！」とずっと待ち構えていました。
今週末、やっとリリースできます。

恥ずかしながら、私はハン・ガンさんについて、ノーベル文学賞で初めて名前を知りましたが、皆さんは彼女の作品を読んだことはありますか？

ハン・ガンさんご自身が「日本人読者には、まず、これを読んでほしい」とおっしゃっていたので、
『全ての白いものたちの』
https://amzn.asia/d/g0y5ktb
を読みました。

📕感想

ハンさんのノーベル賞の受賞理由について、
ノーベル文学賞の公式HPに下記のようにあります。
Prize motivation: “for her intense poetic prose that confronts historical traumas and exposes the fragility of human life”

なるほど、『全ての白いものたちの』は、非常に美しい文で書かれ、小説というより（私には）散文詩のように思えました。
また、生命のはかなさ（fragility of human life）が、知的な文体で象徴的に描かれています。

この本は私には難解で、良い感想文が書けませんが（※私の読解力がないだけで、他の多くの読書系YouTuberさんが素晴らしい解説動画をあげていらっしゃいます🙇‍♀️）

下記の作家、作品が好きな方は、ハンガンさんもお好きだと思います。

●小川洋子さん
●アリス・マンローさん
●ジュンパ・ラヒリさん
●『シェル・コレクター』アンソニー・ドーア

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