臨死体験と、アニータ・ムアジャーニ
第 8 回 私の見つけた英検 1 級単語
臨死体験後、癌が完治したインド人女性の手記
📕“Dying to be me” Anita Moorjani
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今年のはじめ、読書家の友人のJiroさんが
『生き方は星空が教えてくれる』という素敵な本を紹介してくれました✨
そこから「臨死体験」に興味を持ち、この本にたどり着きました。
※ちなみに、臨死体験は英語で NDE(Near Death Experience)といいます。この本で初めて知りました✨
事前知識ゼロで読み始めた本ですが、
著者は、香港育ちのインド人女性だと知り、
二重の意味で素晴らしい縁に、胸が踊りました💖
著者の Anita さんが幼少時代を過ごした跑馬地(パーマーティー、英語で Happy Valley)は、 私が 4~9 歳まで家族と住んでいた地域です。
香港に住んでいた時、自分の家の窓から外を眺めるのが好きでした。
階下にはインド系の寺院が見え、サリー姿のインド人の女性たちが中に歩いて入っていう様子が見えました。
もしかして、その中に Anita さんやご家族がいらしたのかもしれない!...と思うと、胸が踊りました!
また、私の親友の修子さんは、ヨガの先生です。
🔴彼女のInstagramはこちら✨
https://www.instagram.com/bhakti_sri_shuko_yoga?igsh=NDBiMHlsczNvYTdy
昨年、彼女にお願いをして、月に 1 度の『バガヴァッド・ギータ』(インドの聖典)講座をしてもらい、ヒンドゥーの哲学のエッセンスとヨガを教えてもらいました。
Anita さんの本を読んでいると、修子さんの講義に出てきたヒンドゥーの教えや、神様の名前が、たくさん出 てくるのです!
このような素晴らしい出会いがあり、 この本の美しい英語の文と、彼女の癌が完治した壮大な物語に、一気に引き込まれました✨
さて、今日は笑ってしまった場面を紹介します。
インドでは「お見合い結婚」が普通です。
しかし、香港で西洋式の教育を受けた Anita さんは、 伝統的なインド人と違った考え方をしています。
彼女は「妻として夫に服従する人生」でなく、 「ジャーナリストとして世界中を自由に旅したい!」という野心を持っています。
そんな彼女が香港で出会って恋に落ちたのが、夫の Danny さんでした。
二人はお互いに一目惚れをします。
しかし、二人が結婚の話をするようになった時、Anita さんは正直に不安な気持ちを打ちあけます。
「私は一般的なインド人女性と違うわ。
チャパティを上手く焼くことはできないの。 Danny、そんな私が奥さんでも、いい?」
すると Danny さんは、茶目っ気たっぷりに言います。
“Hey! I roll a pretty mean chapatti myself, but that’s not all. I do windows, bathrooms and laundry as well!!”
Danny さんは家事が得意で、チャパティを巻くのも上手だし、 窓拭きやお風呂掃除や洗濯だって得意!
奥さんとなる女性に「チャパティを上手に作る能力」なんて求めていない!...と言うのです。 現代的な素敵な男性ですね!
去年、ヨガ講座で、修子さんや友達と美味しいインド料理やさんで チャパティをたくさん食べたことを思い出しました。 チャパティが大好きです💖
ちなみに、私の塾の近所にインド食品屋さんがあります。 私はそこで、インドの紅茶やお菓子をよく買います。
店員のインド人のお兄さんは、私が英語の先生だと知っているので、英語で接客してくれます😃
そのお店で、チャパティらしきものを買って、たまに家で焼いて夫と美味しく食べていますが...
よくよく調べてみたら、これはチャパティでなく、パパスだそうです😅
最後に本題を書きます✨
この本を読んで、3つの新しい単語を覚えました。 そのうちひとつは、ulcer(潰瘍・化膿)で、
英検 1 級に出題されたことがあるようです。
Anita さんは癌になってしまい、skin ulcer ができてしまうのですが、 臨死体験をして世界の真理を見て、この世に戻ってきた後、
癌も skin ulcer も、消えてなくなっていたのです✨
科学では全く説明の出来ない、素晴らしい奇跡が Anita さんの丁寧な美しい文体で綴られています。
来週も、Anita さんの本から、私の感動した場面を紹介させていただきます😊
※この本は、日本語訳も出ています。
『喜びから人生を生きる!臨死体験が教えてくれたこと』
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