『その本は』書評
📕感想文『その本は…』 https://amzn.to/3GBtzlS
(今回、あまり英語に関係ない書評ですみません。)
ヨシタケシンスケさんと、又吉直樹さんの共著『その本は』。
皆さんは読まれましたか?
私は、ヨシタケさんの絵本も、又吉さんの小説も好きなので、読みました。本の表紙がとても素敵で、Kindleでなく紙の本を買って、良かったと思いました。
この本の帯には「抱腹絶倒、感涙必死」とありますが、
私はどちらかというと「フランス映画のように哲学的で、ふとした細部に沈思黙考させられる本」だと思いました。
私が特に好きなのは、第7夜(又吉さんの小説)と、第12夜(ヨシタケさんの挿絵付きポエム)です。
第12夜は「本の意義」について教えてくれます。
「場所も時代も超えて、たったひとりのために書かれた一冊の本が、たった一人に届く」
「ボトルに手紙を入れて海に流すようなことを、人は本という形に託して、ずっと作り続けてきた」
…この素晴らしい言葉を綴れるヨシタケさん!
本が大好きで、そして昨年、自分でも本を書いて出版した自分は、この第12夜にぐっと来ました。
※余談ですが、ヨシタケさんの最も有名な絵本『りんごかもしれない』の英訳は"It might be an apple"です。
(脱線しますが、英語教師的なぼやきを言うと、
「かもしれない」を意味する助動詞を、日本の学校は"may"と教えますが、口語では"might"のほうがよく使われているので、そろそろ"might"をもっと大々的に教えたほうが良いと思います。)
🌼初著書
『Just because I am I~私が英語ニュース教材を作る理由~』Amazonで発売中
https://amzn.to/3QsmFDc
🌼椿由紀の英語ニュース 公式ホームページ
https://yuki-tsubaki-news.com/
🌼LINE公式アカウント 椿由紀@英語ニュース
https://lin.ee/DabzL6G
🌼コーチングや教材について、椿由紀 に直接問い合わせたい方は、こちらまでお願いします。
tsubaki.yuki1229@gmail.com