『ユメタン』木村達哉先生の自伝『人生の授業』を読んで
🔴勉強するのは何のため?~木村達哉先生の自伝『人生の授業』感想
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私の塾の中高生の間で、爆発的人気を誇る参考書『ユメタン』&『ユメブン』。(私も時々、小テストを作っています)
その著者のキムタツ先生の生講義をzoomで受けられるという素晴らしい機会がありました。企画して下さった Naomi 先生に感謝です!
私にとって「雲の上のすごい人」「カリスマ的存在」のキムタツ先生。実際にzoomでお話を伺うと、とても腰が低くてオチャメ(zoomでmute中何度も吹き出してしまいました😄) 生徒想いで、生徒さんの実力を伸ばすために自分の出来ることを全て捧げている素敵な先生でした。
週末にキムタツ先生の自伝『人生の授業』を読み、感銘を受けたポイントを2つ書きます。
まず「勉強は自分のためにするものだ、と言う人がよくいます。それは間違いではありません。しかし、他の人のために勉強するのが真実だと思います。しっかりと自分の実力をつけなければ、困っている人を助けられません」という内容。
これを読んで、涙が出るほど嬉しかったです。私が小学生の時、「勉強は人からやらされるものじゃない。自分のためにするものだ!」と断言する先生が多かったのですが、この考え方って「人間として狭いよね~~ちょっと思考停止してない?」と、子供心によく思っていたのです。キムタツ先生のような高名な先生が、「勉強は周囲の人に貢献するためにするものだ」という、非常に「まともな」ことを言ってくれたら、学生さん達は非常に安心できるし、かっこいい大人のお手本になると思います。
二つ目は「生徒さんが伸びるかどうかは、一人でいる時にどれだけ努力したかで決まる」「友達とつるんでダラダラするより、孤独で頑張り続ける人が最後に実を結ぶ」「教師の役割は、つきっきりでその生徒の世話をすることではなく、その生徒が孤独でも頑張り続けられるように、励ましほめ続けること。そして、その教科を好きにさせる人間的魅力=教師の力量である」という内容。
(※私がリプロデュースした文なので、木村先生の文をそのまま引用したわけではありません。このような内容だったように記憶しているというだけです)
これは本当にそうだと思います。今まで自分が教えてきた優秀な生徒さん達を思い出すと、全員「自立して、孤独に頑張り続けた」子達ばかりで、私の方がその生徒さん達にインスパイアされ教えられました。
キムタツ先生、素敵な本と講義をありがとうございました!
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