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バッタを倒すぜアフリカで: 若きバッタ博士、アフリカで大冒険
📗若きバッタ博士、アフリカで大冒険
笑いと感動の涙のノンフィクション‼︎
私の人生には
「面白すぎて一気読みし、内容を朧げにしか覚えておらず、ただただ強烈に『面白かった!』という情熱だけが残っている」
という本が、数冊存在します。
7年前にベストセラーになった『バッタを倒しにアフリカへ』(前野ウルド浩太郎)は、まさにそんな一冊でした。
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さて、最近読み終えたのは、その続編です。
面白かったけれど、長かった😆(4ヶ月かかりました)
📕バッタを倒すぜ アフリカで
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ファーブルに憧れて昆虫学者になった著者。
AIや科学がどんなに発達しようと、
バッタを観察するフィールドワークは
遠いアフリカに行き、現地の人の協力のもと、
炎天下の砂漠で地道な作業を続けるしか、道はありません。
それがどんなに緻密で労力を使う作業か…‼︎
そして貴重なデータを集めた後、それを論文にまとめあげる作業も、また苦労の連続…
世の中の全ての研究者の方々に頭が下がりました。
私が号泣してしまったのは、
著者のコータロー博士がバッタの研究論文で数々の賞をとった後、
お世話になった人への恩返しのために、全ての賞金を使ってしまうところです。
モーリタニアの研究所のお掃除スタッフの女性たちは、まさか自分までお礼をもらえると思っておらず、泣いて喜んだとのこと…。
故郷の秋田の小学校に本を寄付し、
昆虫学者になる夢をいつも応援してくれたご両親への感謝の気持ちが綴られているのも、泣きました😭
コータロー博士は研究者としても超優秀ですが
一流の研究者は人格も一流だと学ばされました。
☕️思い出エピソード
時は2018年にさかのぼります…
前作のベストセラー「バッタを倒しにアフリカへ」を母に貸したところ、
母は「面白すぎて一晩で読んだ」そうです😆
その後の私と母の会話:
私「コータロー博士を見ていると、彼は性格が良いから、フランス語が流暢に話せなくても、モーリタニアに心の友がたくさんいて、すごいよね。」
母「そうね。彼のコミュニケーション能力は世界で通用するわね。語学力なんて必要ない。人生は人柄で決まるわよね」
私「そうよね。表面的な語学なんか要らない。人間力と、コミュニケーション能力だよね‼︎」
私も母も英語教師なので、「語学は要らない」などと言ってはいけないのですが😆
2人とも本を読んで感動で胸が震えていたため、その言ってはいけない発言に気づかず、あとで思い出して爆笑しました🤣
☕️母の豆知識
バイリンガールのChikaちゃんも
「英語力よりユーモア力(りょく)❣️」
と言っているそうです✨(母から聞きました🎵)