Day16l出会ったときから変わらない
書く習慣16日目「あなたの1番大切な人」。
私には子どもがいないので、1番大切な人と聞かれたら夫ということになる。
私は夫のことを、この世に存在する異性の中で最も信頼している。
結婚して6年。小さなウソはありつつも、お互い許容しながらそこそこ仲良くやれていると思う。
今日はそんな夫についてちょっと書いてみよう。
夫は宇宙人
夫はAB型。
血液型なんてなんの判断基準にもならないと思うものの、やはり自分とは全く違う生き物だと常々感じる。
・服屋で店員に声をかけられたとき
・道を歩いていても声をかけられないとき
・テレビを見ているとき
私は店員さんに「おすすめですよ~!」と勧められると断りきれないタイプ。
あまり気に入っていなくても、「いりません」の一言が言えずに押し切られて買ってしまうことが多い。
いっぽう夫は「色が好きじゃない」「あまり好みじゃない」とボンタンアメのオブラートすらまとわせないド直球な答え。
道を歩いていても、キャッチに捕まらない。
声かけられても足をとめない。
テレビを見ているとき。
有名シェフがスーパーの商品を試食して酷評していた。
「この商品がうまいと思って食べている人もいるのに」
普段テレビを見ながら文句をいうことなど滅多にない夫が、珍しく少し怒っていた。
とにかくなにもかも違う。
宇宙人?と疑うこともしばしば。
しかし考え方や思考回路は全く違えど、私は夫を信頼している。
きっかけはダイエット
話は20代の頃に遡る。
私が生まれてはじめて15キロの減量に成功し、人生で一番痩せていた頃。
周りの異性の態度が明らかに変わった。
それまでは、どこにいってもお笑いキャラ。
もしくはいじられキャラ。
飲み会ではひとり「お前は走って帰れよ」と置いてけぼりにされる女。
急に周りの異性が優しくなった。
優しい言葉をかけられる。
周りに内緒で口説いてくる人もいた。
どうしたらいいのかわからなかった。
異性の口から出る「好き」や「かわいいね」が全く信用できなくなった。
痩せて幸せになったはずが、気づけば完全に男性不信。
気づけばそこにいた夫
夫は職場の先輩で、私が人生で一番太っていた頃からの知り合い。
口下手で愛想もいいほうではない。
仲良くなるまで時間がかかる。
人見知りで付き合いが長くなるにつれ、ようやく冗談を言いあったり世間話をしたりするようになっていった。
私が痩せても、夫の態度は全く変わらなかった。
「言われてみれば痩せたね」
とただ事実を淡々と述べるだけ。
この人は私が太ってても痩せてても、いつもどおりだなぁ。
妙に安心感を憶えてしまった。
ビビビッとくることも、「この人と結婚する!」と思うことも全くなかった。
はじめて話したときは「なんて愛想のない人なんだ」と思っていたくらい。
けれど、気づいたら隣にいた。
それが私の夫。
本当人生ってわからなくておもしろい。
明日は夫のお弁当作らないといけないので、今日はこの辺で。
書く習慣もようやく折り返し。
それではまた17日めの夜にお会いしましょう✨
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