10/15 形山睡峰師講演会 第17回
【この世界の本質を見て 人間存在の根本を考える禅談】
『形山睡峰師講演会 第17回』
日時:2022年10月15日(土)
14:00~16:00
場所:読書のすすめ
二ヶ月に一度「読書のすすめ」にて、形山睡峰師に講話をいただいております。
『禅と哲学のあいだ』
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『非ずのこころ』
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他も、ご著書のある形山先生について少し記させていただきます。
山岡鉄舟の住居跡に建てられた東京中野高歩院で、大森曹玄老師の下で出家得度、曹玄老師に法を受け継ぎました。曹玄老師は、鉄舟を深く敬愛し、寺内に「鉄舟会禅道場」を建立して、形山先生もそこで修行され、日々に鉄舟の心に学べと教えられ、また鉄舟の書を臨書するのが、日々の修行だったということです。
形山先生は現在、茨城県かすみがうら市の無相庵・菩提禅堂で、禅の修行道場をされ、各地で禅会も開かれています。
今回の形山先生の講話17回目のテーマは、
前回に続き 「禅と哲学の〝まえ〟」となります。
東洋思想を基軸とする日本人の哲学 西田幾多郎氏の「善の研究」を、読み解いていただいています。
「善の研究」 西田幾多郎著
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明治44年に発刊された「善の研究」、昭和25年 敗戦後に再発刊されました。
プロパガンダで突き進んだ日本が行き着いた敗戦、焦土と化し灰塵に帰した日本人は、戦前と戦後の倫理や価値観の大転換に混迷し、
真の実在、本質とは、に心を向けて、この世界の本質を見極め人間存在の根本を考えぬいた日本人の哲学 「善の研究」を、買い求める人々で長蛇の列をなしたといいます。
現代の日本人も、誰かに何かに寄りかかり、国や世間の決めたことの中に収まって、日々の生活に追われるばかり。
心の中心軸がありません。
この世界の本質を見て、人間存在の根本を考えぬいた「善の研究」に、真の実在を学びたい。
形山先生は、とても難解と言われている「善の研究」を、
私たちの日常のリアルに落として、ご自身の体験をふんだんに交えて、読み解き話してくださいます。
真の実在である“純粋経験”、
私たちのもつ根源的な力“絶対矛盾的自己同一”、
形山先生のお話で、私には僅かに見えてきたように感じています。
混迷する時代に、本質に立ち返り真の実在に成りきろうと、
この世界の本質を見て、人間存在の根本を考えぬく「善の研究」の形山先生の禅談を、
引き続き、お聴きしたいと思います。
※今回からのご参加も大歓迎です。直接お話を聞いて質問もできる貴重な機会になります。
「読書のすすめ」にお申し込みください。
https://dokusume.shop-pro.jp/
03ー5666ー0969
◆形山睡峰師講演会
【日時】2022年10月15日(土)
14:00~16:00
【テーマ】「禅と哲学の〝まえ〟第17回目」
【会場】読書のすすめ店内奥
〒133-0061
東京都江戸川区篠崎町1ー7ー5
<プログラム>※予定
14:00~15:30 形山睡峰師講演
15:30~16:00 形山睡峰師への質問コーナー
【参加費】
会員価格 3000円
一般価格 5000円
【会員価格の対象の方】
・逆のものさし講聴講生
・たまご会員にお申込の方
・成幸読書会員
・心学商売繁盛塾 塾生
・NPO法人読書普及協会 会員
・前回まで、1回でもご参加いただいてる方
※参加費は、会場にて直接お支払ください。
【形山睡峰師 プロフィール】
昭和24年、岡山県柵原町(現美咲町)生れ。
大学卒業後、東京中野高歩院住職・大森曹玄老師の下で出家得度、曹玄老師に嗣法(しほう、法を受け継ぐ)の後、各所で禅会を開催。昭和63年、茨城県出島村(現かすみがうら市)に菩提禅堂が建立され、堂主に就任。平成19年同市宍倉に無相庵を開創。