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4/1 郡山「逆のものさし講」、郡山「逆のものさし人参畑塾」 、ありがとうございました

【4/1 郡山「逆のものさし講」、郡山「逆のものさし人参畑塾」 、ありがとうございました】

今回も、郡山逆もの講生 I さんに、いわき市から車で迎えに来ていただき、郡山まで。いわき市から朝7時に出られ、読書のすすめに到着10時。清水代表と私を乗せ、清水代表がご紹介される本を積み込み、読書のすすめを出発。

下りの道路は待ちわびた行楽シーズンで渋滞、常磐道に入ると流れがよくなりました。

日立の辺りでしたか、いきなり太平洋が眼前に開けて息をのむ。深い深みをおびた碧い海面と、巨大な海の曲線、しばし車中は静けさに包まれて、東日本大震災で津波が押し寄せた地区を通り抜けていく。

「人間がこんなに哀しいのに 
主よ 海があまりに碧いのです」  
         ー 遠藤周作 「沈黙」 よりー

また、海側の常磐道から内陸の郡山へ向かう途上、青い空を戴いた安達太良山が悠然と端座している姿が現れる。

「智恵子は東京に空が無いといふ、ほんとの空がみたいといふ。
 (中略)
 阿多多羅山(安達太良山)の山の上に毎日出てゐる青い空が 智恵子のほんとの空だといふ」
ー高村光太郎 「智恵子抄」よりー


海や空の“ほんと”を随所に感じながら、

I さんと終始トークをしながら4時間、郡山「逆のものさし講」に14時30分に到着。

I さん、今回も朝早くから長時間の運転と、私の話にお付き合いくださり、ありがとうございました。


そして、郡山「逆のものさし講」、

今回から、郡山も聴講生による発表からスタートすることになり、第一回目の S さんの発表は、とても素晴らしかったです。

「あたりまえを疑う勇気」を読んで衝撃を受け、郡山でも「逆のものさし講」が始まることを知り、すぐ申し込み参加、

「あたりまえを疑う勇気」
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=153744279

そこから清水代表のお薦めする“縦糸の読書”を読み進めてきて、

“人として”大事なことを歴史や先人が伝える“縦糸の読書”をしてきて、“縦糸の読書”の多くの言葉が、S さんの心を大きく打ち、染み込んできたという。

『私の個人主義』 夏目漱石著の言葉を借りて言えば、
「自分の鶴嘴(つるはし)をがちりと鉱脈に掘(ほ)り当てた 」

その鉱脈が仏心で、鶴嘴が“縦糸の読書”だと、
私は思います。

貪り・怒り・痴かさの「自我」に振り回されず、仏心の“ほんとの”「自己」にどんどん当たっていく“縦糸の読書”がたまらなく楽しいと、仕事や生活の場でそれが照合される体験などを、S さんは数多く話されました。

毎回、清水代表と私を乗せ郡山へ向かう I さんの車には、清水代表が紹介される本と同じくらいの量の、 S さんが読書のすすめへご注文された本が、別口で積み込まれます。

この世界は弁証法でいう、
正(テーゼ) × 反(アンチテーゼ) ↑合(ジンテーゼ)
を繰り返し、一段づつ上りながら進化していきます。

今世の中は、違うことや反対のことをぶつけない・ぶつけられない社会になっていますが、

私 × 読書 ↑次元上昇 して、
視野を広く、視座を高くもって、

正 × 反 ↑合 していきたい。
それが、「逆のものさし講」です。

今回、清水代表がご紹介下さった“縦糸の読書”↓



「和するこころ」 形山睡峰著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=173643425



「私の宗教 ヘレン・ケラー スウェーデンボルグを語る」
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=173746618



「田坂宏志 人類の未来を語る」
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=173746539



「臨済録に学ぶ」
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=173454661


🌟郡山「逆のものさし講」を、引っぱって下さっている横沢代表、いつもありがとうございます。

郡山「逆のものさし人参畑塾」では、横沢代表と S さんと、「逆のものさし講」からの学びと “縦糸の読書”からの学びを、自分たちの言葉で深める場となっていると、僭越ながら感じています。
ありがとうございました。

次回は、郡山「逆のものさし講」、郡山「逆のものさし人参畑塾」は、6月3日(土)です。

【逆のものさし講とは】
「逆のものさし講」はスタートして10年になります。
明治維新後、西洋の物質文明に押し流された日本、大東亜戦争後にさらに物質文明化に拍車がかかりました。
富や名声や物が一番大事とする“ものさし”を持たされて来ましたが、心の崩壊・社会の崩壊が進んでいます。
これまでの“ものさし”の逆の“逆のものさし”が必要とされています。
“逆のものさし”は、時代が変わっても変わらない大事なものを先達や歴史が伝える「縦糸の読書」によって培われます。
“縦糸の読書”を師とした清水代表の牽引する「逆のものさし講」で、“縦糸の読書”をして物事の本質を見極める眼を養い、同じ方向を向いている仲間と切磋琢磨して、一緒に次元上昇して行きましょう。
「逆のものさし講」
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=154570292

【逆のものさし人参畑塾とは】
時代が変わっても変わらない人間の生き方を、歴史・先人から学ぶ“縦糸の読書”を通して、本質を学び今に活かし後世へ伝える勉強会。
明治の福岡の女医 高場乱(たかばおさむ)が、薬用人参畑の中で興した塾で、西郷隆盛の精神を継ぐ頭山満ら玄洋社を育てた。自分の私利私欲に偏らない「殺身成仁」、人にぶら下がらない「天下一人を以て興れ」、その精神を伝えていきたい。
https://note.com/tsubaki3103/m/mdb300ef0c5dc

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