なぜ、教育学系の社会人大学院へ?

さて、なぜ教育学系の社会人大学院へ進んだのか。
今回はそのいきさつ、というか思いについて少し”言語化”してみます。

まず、教育に興味を持ったのは、というところから。
まあ、もともとの根源は、教師を志望していたことにあります。
ただ、色々とあって教師ではなく違う道に進みました。

その後、社会人になり、実務者から管理職になり、ふと、部下の育成をどうすれば良いのかを考えるようになりました。
色々と研修などを見ていくのですが、どうも何か違うなぁ、というのが頭によぎることが多く、これがどこから来るのかは、当初は分かりませんでした。ただ、色々と考えていくうちに思ったのが、社会人向けの教育プログラムはビジネスをベースが多いこと。まあ、これは社会人教育だからしかたないのかな、とは思いました。ただ、多くがなんとなくスキル、テクニックを教えることが多く、その背景にある根本的なことを教え切れていないよなぁ、という違和感が大きくなってきました。

表層的な技術であれば、ビジネス系の研修で学べば、なんとなく理解したきになるし、勉強した、と思える。ただ、きちんと使えるようになるには、その本質を理解し、使いこなせるようにならないといけないはず。ビジネス研修では、それが難しいのでは。もっと、受講者がどのように理解するのかといった”理解の仕方”に立脚して、研修を設計しないと意味ないような気がする。こういう考えが強くなり、教育学関連の研究をする社会人大学院にチャレンジしてみよう、と考え、昨年から通うようになりました。

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