期待通り、いや、上回る素晴らしい世界! ~ タブレット純リサイタル2024 ~
去年はリサイタルされることを知った時には、既にチケットがソールドアウトで争奪戦に参加することも出来ず、ハンカチーフを食いちぎりそうな思いで過ごしておりました。
今年はラジオでリサイタルされることを聴いた傍から素早くチケット検索。
既にファンクラブ先行で良い席は全て完売でありましたが、無事にチケットは確保出来ました♪
去年、やや迷いながら阿佐ヶ谷姉妹さんのライブへ行った会場と同じなので、道中は安心。
会場にすんなり到着してエレベーターを待っていると、純さんのお知り合いと思しき方とリサイタル参戦の女性が語り合っていました。
お知り合い女性が純さんに関する凄い情報を握っていて、ケチることなく唐突に爆弾発言!!!
自分も思わず声が出そうでしたが、参戦女性が自分以上に素晴らしいリアクションをし、お知り合い女性が大満足で更に饒舌に。
リサイタル前にテンションの導火線が打ち上げ花火レベルに達しました☆
会場へ入ると物販の長い列があり、お祝いの生花もとても綺麗にたくさん飾られていて、純さんの愛され具合がひしひしと伝わってきます。
満席の客層は7割強が60代~80代と思われますが、思ったよりも男性ファンが多く、恐らく純さんのラジオ番組を楽しみにされている方々では無いかと思われます。
もちろん貼っておきましょう。
客席では純さんのTシャツを着こむ方、素敵な色合いのペンライトを試運転させる方が真剣にボタンをチェック。
なんと写真集が販売されており、購入を相当迷いましたが、前列の方が読んでいるところを少し盗み見ることで購買欲を押さえました。(どケチ)
緞帳にかわいい純さんイラストがプロジェクターで写されており、写真をパチリ。
いつ始まっても良いように目薬をしっかりと差し、しばし目を閉じて休め、リサイタルを余すところなく見る気持ちを高めます。
ブザーが鳴り、着席を促すアナウンスが終わるや否や、まだ幕も上がっていないのに場内から拍手が!!
熱い期待に前のめり気味さがビンビンと!!
第一部の幕が上がり東京ベルサイユ宮殿(音楽隊)のみなさんが各々の持ち場に着き、楽器を奏でます。
そこへ楊貴妃のような赤いドレス(バレエの衣装らしい:レンタル)を纏い、原宿で購入のティアラwith孔雀の頭上のヒラヒラを頭部に飾った純さんが登場し、会場は一気にボルテージが上がります!!!
ド頭の歌唱は美空ひばりさんの名曲、「柔」。
衣装と歌の世界観が極北の素晴らしさ。
純さんの「好き」が前面に、そしてパンパンに詰まっているリサイタルなだけに、状況がマッチしていない方が返って安心。
素晴らしい歌唱の合間には50歳になる意気込みと体の特に喉の乾燥の辛さ、それをしのぐために飲む水による頻尿について熱く語っておられ、場内は優しい笑いと薄く共感に包まれます。
純さんはよほど会場でプロジェクターが使えることに喜びを感じていたためか、今回のリタイタルでは猛烈に多用されており、得意のイラストを映しながらの物まねメドレーなどではプロジェクターが大活躍していましたが、暴走して最後のオチをいきなり映し出して最初に戻るなど、エキサイティングな場面も。
純さんのリサイタルの醍醐味でもありましょうか。
物まねショーでは自分も大笑いでしたが、隣の席の推定60~70代のおじさんもヒーヒー言いながら大笑い。
ラジオレジェンドの場面だったので、やはりラジオファンが多いようでした。
休憩15分を挟んでの第二部。
純さんがエルトン・ジョンの歌をピアノで弾き語りながら始まりました。
途中手が止まってしまい、マイクに思いっきり拾われる「ああ・・」「どうしよう・・」「すいません・・・」と小声でアワアワする純さんへ、会場から「大丈夫よ!ガンバ!!」といった温かい拍手が起こります。
どうにかこうにか歌い終え、ここで一発会心のダジャレが出るべきところをうっかり普通の「エルトン・ジョンでした」と言ってしまい、「あぁ・・、エルトン・“ジュン”と言おうと思っていたのに・・」とうろたえる純さん。
こういうところも素敵です、いいんです、それで♥
純さんの新曲を加藤登紀子さんが作詞提供された縁で、加藤さんのコンサートでピアノを担当される方が純さんの今回のピアノの先生となったそう。
そこで先生が登場し、純さんが加藤さん作詞の明菜ちゃんの名曲「難破船」を先生演奏で熱唱。
第二部の衣装は、緑の貴公子風で後々GSメドレーもされた際にピッタリでした。
純さんの持ち歌も歌唱され、新曲の「母よ」そして、レコーディング前の新曲「愛をありがとう」(共に加藤さん作詞)も出し惜しみせずに熱唱。
会場にはご両親と加藤登紀子さんもご来場とのことで、歌唱後に純さんが感極まり声を詰まらせてしまう場面も。。
感動のフィナーレ後にお約束のアンコール。
紫(ピンクかも)のロングドレスに腕の下レースヒラヒラをそよがせた衣装で「魅せられて」を熱唱。
ロングドレスをもたつきながら脱ぎ捨てた後は、ピンクレディーのUFOの衣装全体にフリンジを付けたような、銀色のスペーシーなミニスカ風衣装へチェンジ。
会場内を練り歩きながら「時の流れに身をまかせ」を歌唱している時には、ファンの方々と優しく握手を交わしておられました。
フィナーレは自分的待望の「夜をまきもどせ」を、会場を練り歩きながらツナピコ(上野アメ横で購入された)を狂い撒きされ、釣りの撒き餌に群がる魚のようになったファンを翻弄し、自分も「まきもどせるなら、まきもどした~い♪」で腕をブンブン振り回して美しくフィナーレを迎えました。
歌は素晴らしいのですが、ギターやハーモニカをどこかへ置き忘れて泣きが入ったり、途中でペットボトルの水(床へ直置き)をこぼして会場から物販のマフラータオルを投げ入れられ、ためらいつつもしっかり拭いてそのまま返したり、ツナピコを全身を使って二階席へ投げるもひとつも届かなかったりなど、トークも相まってかなり笑わせて頂きました。
アイドルネームで「タビー」と自身で名付けられており、GSメドレーでは合図を出したら「タビー♥」と言うように言われて、自分も小声で「タビー」と言えました。
情熱的なファンの方が多かったので勇気が出ました。
たっぷり楽しんだ2時間半の後、会場の去り際にお祝いの生花を小分けにして配っていたのでひとつ頂いて帰りました。
ファンの方を大切にされつつ、ご自身も好き勝手に出来る幸せ空間を満喫出来ました。
近い内に満を持して純さんご活躍の浅草東洋館へ足を運んでみたいと思います。
今回の会場へ行く道すがらぴろきさんをお見掛けし、「純さんだな」と睨んでいたら案の定同じ道中だったのも嬉しかったです(笑)
純さんの熱い世界観を感じられる動画を貼っておきます。
来年のリサイタル(きっとあるはず)はお読みの皆さま、会場でお会い致しましょう!!
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