さすがの喋り! ~ 舞台 斑鳩の王子 ー戯史 聖徳太子伝ー ~
さんまさんが舞台をされるとのことで、取れるかしら?っとチケット争奪戦に参戦し、無事にゲッツ!
小雨降る中、IMM THEATERへ向かいました。
ちゃんと下調べをしていなかったため、後楽園内にうっかり迷い込んでしまい、かなりウロウロして涙目になる辺りで東京ドームホテルのベルマンの方にすがりついたところ、微笑みながら「あちらの建物ですが表に回って頂けますでしょうか」と真ん前の建物を指示されて頬を染めました・・・。
地下鉄から地上に出て道路沿いなのに、わざわざ後楽園内に入ってしまうおのぼりさんを発揮しつつ、無事に劇場内へ。
ここで頬を染めた甲斐のある、まさかの最前列(一番端でしたが)!!
ありがたい、ありがたい♪
しばし読書をし、開演10分前に目薬を差して目を休養していると場内が暗くなり舞台スタート。
ここからはネタバレ気味の感想になります。
これから観劇予定の方は後日お読み頂けましたら幸いです!
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「ネタバレ気味」と書きましたが、あらすじは歴史の疎さ選手権で常に上位に入りそうな自分には説明が難しく・・(恥じらい)
さんまさんは厩戸王(うまやどのおう)という身分の高い方で、この方を聖徳太子と呼んだりするとのこと。
この皇族側の厩戸王たちと蘇我家の権力争いが話の軸でした。
(激・あやふや)
3時間休憩無しで、ストーリーがどんどん進むのですが、圧巻はさんまさんの(多分)アドリブによる共演者いじり。
音月桂さんや瀬戸カトリーヌさんの女性陣へはそれなりにソフトないじりでしたが、男性共演者へは容赦なし。
特に温水洋一さんを交えた一色洋平さんへはすさまじく、事務所いじりから本人いじり、そして鯉などの生き物の模写の強要(笑)はエグかったです。
一色洋平さんは途中からひとりだけ物凄い脂汗で25分もいじられ、最後は泣きが入っていました。
さらに中尾明慶さんへのマンツーマンで、さり気なく「里依紗ちゃん」「しのぶ(大竹)ちゃん」など、自虐もありのいじりは大爆笑でした。
こちらも15分くらい?のいじりの最後は、中尾明慶さんから「ちょっとした間の後の目が怖い」と本音がポロリ。
さんまさんのお客さんを喜ばせようとする意気込みは、共演者さんを震え上がらせていました。
同じ事務所の今、とっても大変そうなあの方までイジり倒していました。
最前列の端だったため、ちょっと見ずらい演出がありました。
ただ、すぐそこにさんまさんや温水さんたちがいることには感激☆
自分としては松尾貴史さんの渋さとちょっとしたしぐさやセリフ(多分アドリブ)がかっこいい!と思いました。
そして、こちらも日本テレビさん主催。
演者さんや舞台演出・セットの豪華さは感じましたが、西遊記と同じく壮大なストーリーのためか、ぎゅうぎゅうに詰め込んだ上に吉本的な笑いも織り込まれていて、休憩無しの3時間はけっこう疲労感を覚えました。
さんまさんのサービス精神がとにかく記憶に残る舞台に御座いました!
あと、新しい劇場なので座りっぱなしでも、尻が痛くならずに助かりました(笑)