完璧じゃなくても満足よ。
そんなに「あれもこれも」と物を欲しがる方ではありません。
でも、「これは効く」とか「これは美味しいよ」と知り合いからだったり、ラジオパーソナリティさんがオススメしていたりすると急にヘナヘナと欲しがりさんになります。
先日も確かラジオだったと思いますが、カビ取り剤の紹介をしていました。物凄く絶賛されていて「あんなにしつこかったカビがこれ一発!!」と熱い説明。
そんなにしつこいやつが一発で・・・?と、疑問を覚えつつも、手は某ラジオショッピングサイトを検索してフラリと立ち寄ります。
んん・・、でもあの人が言っているからなぁと、半分カートへ入りかけます。しかし、自分的に少しお値段が張る感じがしました。
似たような商品は無いだろうか?と検索の旅へ出て見ると、先の商品の半額位で、クチコミの評価が良く、悪い書き込みもちゃんとあるカビ取り剤を発見。「まあ、お試しで・・」とポチリ。
2日後くらいに手元に簡易包装でカビ取り剤はやってきました。
いつもだと「買って満足」の悪い癖があってなかなか開封もしないのですが、気分が乗っていたのか、すぐに開封して説明書を軽く読んで、トコトコと風呂場へ行って、試しに2か所へ「プシュップシュッ」と吹き付けてみます。
そんなにキツイ匂いをしませんでしたが、窓を開けて換気扇もしっかり回して、部屋中の窓を開けて換気をしっかりして放置しました。
説明書は「30分放置したら水で流してください」とありましたが、時間が長い程効くだろうとほったらかすこと、約4時間。
該当箇所へシャワーを重点的にかけ流します。
ラジオで聞いたような(そもそも物が違いますが)、「キャー、こんなに落ちますか?!」程では無いにしても、そこそこ落ちたような「気が」します。
放置し過ぎたのが良くなかったのかも。
そして、カビが根強かったら歯ブラシ等でこすってみてとあることも無視していました。
なので、きっと、こんなもんなんだろうと。
「こんなもん」とか「そこそこ効いたかな」などの、程々で納得することが大事だと思います。
そんなにバチコーンっと完璧に効能が100%出るものでも無かろうてと思えば、怒ることもありません。
今回の自分の場合は「時間を守っていない」「こすり洗いをしていない」の説明書無視部分があるので、その中で「そこそこ落ちた」と思うことが出来たので良しとなります。
近い内に「きちんと説明書通り」に作業を行います。
そもそも「ラジオの案内商品」じゃないし。
でも、そこそこ効いた。これね、これ。
似たようなことはたくさんあると思います。
「思ったよりも、美味しく無かった」
「思ったよりも、遠かった」
「思ったよりも、かわいく(かっこよく)無かった」
自分を卑下したり、必要以上に過小評価で対峙することはありませんが、「程々良かった」と思えたら、それは良いことに違いありません。
嬉しかったり、楽しかったりは自分のサジ加減。
昨今はイライラすることが多く、前は我慢出来たことにもイライラしてしまいがち。
ちょっとしたことでも楽しめる「心の余裕」を持ちたいですね。
謝る時は謝り、感謝する時は感謝する。
どうしてもイヤで辛かったら逃げちゃうのもアリとして。