試す夏。
今年というか、毎年毎年「高温新記録」がバシバシ立っています。
自分が子供の頃はクーラーなんてもちろんありませんでした。
扇風機も小学校低学年くらいまでは居間に1台と、2階に1台あっただけ。
両親と風通しも殆どない部屋で、あちらこちらの窓を開けて、川の字になって寝ていました。
「暑い~」と汗疹に泣きながらも、「すぴ~」っと眠れていたのは若さだったのかもしれません(若すぎ)。
クーラーはいつ頃導入されたのか考えてみると、どえらいボロさの実家を建て替えた後で、就職もしていたような気がするので、多分19歳から20歳くらいだったでしょうか。
18歳から19歳は仕事の人間関係が地獄だったので、記憶がおぼろげ。
学生時代は扇風機と友達だったので、恐らく19歳前後かな。
仕事は金融機関だったので、クーラー病寸前位にビッシビシ冷えた空間でしたが、自宅はアツアツ。
それが家が新しくなったら、家も冷え冷え♪
ウキウキ生活を楽しんでいたら、旧実家と並ぶ、いやある意味それ以上のボロアパートへ行けと命ぜられて、ウキウキ生活は1か月無かったような・・
友人から「化け物屋敷」と言われる、違う意味で涼しいところであったことを思い出しました、フヒュ~。
長い前振りですが、要するに暑がりなんです。
「涼しいくらいねぇ」と他人が言っている横で小汗を拭いているタイプ。
太っている訳でも無いのですが、「代謝が良い」とかステキな言い回しじゃ済まない時もあり、本人としては恥ずかしかったりする訳です。
じゃあどうしたら良いのか?
もうちょっと体重を落とすこともコツコツ活動中ですが、それ以外には着るものを見直してみようと思いつきました。
ラジオでは6月から朗報の如く「汗を吸水して拡散し蒸発させて気化熱で冷やす」なんてスペーシーな説明のTシャツなどを案内しています。
仕事中でもその手の案内が始まると、聞き耳を立てていました。
「画期的な服があるものね」と感心していましたが、今年は一念発起で先のスペーシーなTシャツを思い切って購入してみました。
去年よりも値段が下がっている感じで(うろ覚え)、今年はオマケで「ひんやりクールタオル」も1枚付いてきます。
「ホントか? ホントにそんな都合の良いTシャツなんかあるのか?」と思いつつ「疑うよりも飛び込んでみるべし!」と自分に檄を飛ばしました。
いざ到着して着用してみると、物凄いフィット感。
小さいサイズではなく、まあまあジャストサイズなのですが、伸縮性が凄いようで身体の線が出てしまいます(恥じらい)。
まだまだプヨプヨした身体には自信が無いので、長袖シャツの下に着こんでみますが、ここで悲しい出来事が発生。
Tシャツが到着してから、涼しい日が続いております。
張り切って着用をしていますが、Tシャツ到着前の汗ダクダクデーが鳴りを潜めているので、スペーシーなTシャツの効能を実感出来ません。
そんなデーが来なければ来ないで良いのですが、まだ7月。
若干の手応えを感じているので、優しめのデーを待つとします。
本気のデーは要りません。
要らなくても、呼んでいなくても「はいよッ!!」って来るんだろうけど。
その日が来たら・・・
「キャーー! スペーシーーーー!!」と、叫びたい。
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