豪華でしたが・・ ~ 舞台 西遊記 ~
3週間前、先週、今週と頂いていたコングラボードです。
お読み頂いた皆さま、有難う御座いました!
6年位前に「酒と涙とジキルとハイド」という舞台を観ました。
最愛の隆(藤井)、片岡愛之助さん、優香さんがご出演で、それはそれは愉快で、隆のステキさ、愛之助さんのお茶目さ、優香さんの可愛さに心躍った記憶があります。
そして今回、その時の記憶が蘇り、愛之助さんが主演ならば!と、チケット争奪戦が予想されましたが参戦し、意外なことにスルリとゲット!
明治座へ出掛けました。
これからネタバレもある感想を書きますので、これから観劇予定の方は後日お読み頂けましたら幸いです!
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ストーリーは日本テレビで放送されてた、まちゃあき(堺正章さん)が孫悟空、三蔵法師が夏目雅子さん、猪八戒は西田敏行さん、沙悟浄は岸部シローさんで大人気だったドラマとほぼ同じと思われます。
子どもの頃にドラマは見ていましたが、ストーリーはあやふや(笑)
三蔵法師が天竺のお釈迦様の経典を貰い受けるために、三人がお供としてついて行く。
その道中で妖怪に惑わされたり、揉めたりしつつも協力して天竺を目指す、といった内容だったかと。(とってもあやふや)
舞台では孫悟空が愛之助さん、三蔵法師が小池徹平さん、猪八戒が戸次重幸さん、沙悟浄が加藤和樹さんが演じます。
上記のストーリーに沿っている内容でしたが、言ってしまうと、当舞台は肝心の天竺には到着せず、途中までとなっています。
孫悟空が天空から下界に落とされたところから始まり、三蔵法師と出会い、他の二人と出会い、道々、妖怪に惑わされては大立ち回りをしつつも天竺に向かいます。
天空で仲良くしていた牛魔王ことマツケン(松平健)と、その妻:鉄扇公主ことミポリン(中山美穂)に出会ったり。
舞台装置は煙幕や映像でほとんどの風景をまかなっていて、大道具的なものはあまりありませんでした。
マツケンやミポリンまでが愛之助さん同様に空中を舞うフライングや、20人くらいの群舞の豪華さには驚きました。
マツケンを吊るすとは!
とにかく電飾映像や照明の演出が凄く、お金が掛かっている感が溢れていました。
舞台を観ていた時には、この話の進み具合で天竺まで行けるのだろうか?と思っていましたが、思っていた通りに辿り着けず・・。
ナレーションはとても耳に心地よかったのでどなたかしら?と思っていたら、神田伯山さんで、ここはさすがでした。
しかし、お釈迦様が・・・、まさかのノリカフジワラ。(急にカタカナ)
主演が愛之助さんだけに、微妙な気持ちになりました。
舞台演出の豪華さや演者さんの熱演は良かったのですが、舞台なのに続く・・な終わり方は何だか不完全燃焼ですし、、さらに駄洒落が物凄く多用されていたのですが、数が多すぎる上に強引なものが多く、やや食傷気味。
歌唱シーンもポツポツありましたが、ミュージカル的でも無く。。
さらに舞台と関係無いのですが、招待客の方が多かったようで、舞台が始まって客性が暗転してからゾロゾロ入って来たり、公演中に同じ人物がやたら中座したりと、落ち着かない状態でした。
お付き合いでいらしているんだろうなぁっと。
席は前から10列目でとても観やすい席で嬉しかったのですが、気分的に盛り上がりに欠けた感じでした。
3時間で天竺は無理ですね、確かに。。
何となく色々なことが勿体なく感じた舞台でした。
ただ、マツケンの存在感は異常です(笑)
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